台風13号の通過で遅れてしまった稲刈りですが、始まってしまえば順調に進んでいます。
夫が会社を10日ほど休んで作業しているのですが、一人では無理なので、義兄が手伝いに来てくれています。
また、長女がやる気になって、手伝いを始めました。
今日は、義兄が持ってきた、我が家のより1列多く刈れる稲刈り機に乗せてもらって、操作を教えてもらい、ちゃっかり自分で稲刈りをしていました。
義兄のは、冷房完備で快適らしいのです。
長女も今月で18歳になったので、運転くらいは出来るのでしょう。
3人での作業だったので、だいぶはかどったようです。
職場であるお茶屋のほうは、スタッフが一人増えました。
私もとうとう出勤日数を減らさないと、自宅のほうが回らなくなってしまう事態になり、たくさん入りたいというのが一番若いMMさん一人では、お店も回らなくなってきてしまったのです。
私は、たとえスタッフが3人になってしまったとしても、父が亡くなるまでは、いくらでも出勤出来たので、なんとかやっていけると思っていました。
最悪、MMさんと二人になったとしても、何とかなるのではないかくらいの根拠のない自信がありました。
けれども、今年に入って、まず自分がコロナで20日ほど休まなければならなくなり、出勤して間もなく、最年長のAさんが、3人目の孫が生まれるからと40日ほど休み、その休みが終わる頃に、今度はOさんがメニエール病を再発させて倒れてしまいました。
先月、とうとう一番若いMMさんまでが倒れてしまい、一週間ほど休みました。
そんなわけで、根拠のない自信はもろくも崩れ去り、何かあったときのためにもう一人入ってもらったほうがいいね、ということをみんなで言い始めたので、スタッフ募集の張り紙をしたんです。
私も稲刈りの手伝いに来てくれる義兄のためにも、食事やお茶の準備はしなければなりませんから、稲刈りの日取りに合わせて、多めに休みを入れることにしましたし、Aさんはそろそろ身体がきつくなってきたという理由で休みを増やしましたし、Oさんは疲れてしまうとメニエール病を発症してしまうかもしれないので、週2日ほどの出勤に抑えなければなりません。
MMさんはいくらでも入れるのですが、土日がほとんどで、平日は早番しかできず、また子どもの小学校の行事や役員の仕事もあり、制約があります。
シフト作りがとても難しく、誰もが入れないところは自分が入ることで埋めてきた感じです。
それももう限界がきたんでしょうか。
なるべく自由がきく人を、と思ったのですが、そんなうまい話は無いですね。
一人だけ応募があったのですが、65歳というかたでした。
本店に話したら、本店でもそのくらいのかたは応募してくるのだそうですが、みなさん作業を覚えられずに、結局辞めてしまうので、申し訳ないけれど断ってほしいと言われました。
確かに、当店のスタッフAさんもOさんも、59歳くらいに入ったのでなんとか覚えられましたが、現在でも全部は判らず、事務処理のようなことは人任せでやろうとしません。
それぞれ、67歳と65歳なので、同年代の人を断ったことにちょっと不快感をもっているようなのですが、自分たちの仕事ぶりを省みれば、仕方のないことだと考えられないかなあと、ちょっと意地悪かもしれませんが、思うのです。
経験があれば採用したかもしれませんが、まったくの初めてさんでしたので、冒険出来ませんでした。
その時たまたま、以前に、出産のために辞めて行ったMAさんが、幼稚園生になった娘を連れて買い物に来たので、そろそろ仕事を再開してみないかと誘ってみました。
多分、小学生の息子を持つMMさんと同じようなシフトでしか入れないだろうことは覚悟の上でです。
でも、メリットとしては、5年のブランクがあるので研修は必要ですが、最小の日数で済むだろうこと。
そして、子どもの成長と共に、だんだん自由がきくようになるだろうことが予想されることです。
MAさんは、そろそろ仕事を探そうとしていたところだったらしく、タイミングが良くてびっくりしていましたが、いったん旦那さんと相談して、すぐにOKの連絡をくれました。
今月から、月8日ほどで入ってもらうことが決まりました。
現在、研修中ですが、教えるのはとても楽ですね。
昔とはレジスターが変わったので、扱いに苦労していますが、ポイントカードを読み取る端末も、クレジットカードを読み取る端末も、一度教えただけですぐに使えます。
8日の出勤日のうち、2日くらいは遅番も可能なので、最後の締めの作業を覚えてもらえば、もうすぐにでも独り立ちです。
基本的に、みんな同じ時給を貰っているのだから、みんな同じに働かなければならないという考えのある子なので、大変なこともすすんでやろうとします。
真面目で働き者なので、そういうところは信頼できます。
真面目すぎて、気に病んでしまうこともあったのですが、彼女も成長していろいろあったようなので、強くなっていることと思います。
そうして2人で仕事に入っていたところ、突然、お店の前に黒トンボが入ってきて止まったんです。
ショッピングセンターの広い館内、お茶屋は出入り口から大分離れています。
しかも、出入り口の自動ドアをどうやって搔い潜ってきたのか判りません。
が、確かに入ってきて、お茶屋を旋回して、どこかへ飛び去って行きました。
MAさんの話によると、黒トンボは、亡くなった人が姿を変えて会いに来たものだそうです。
スマホで検索したら、幸運を呼ぶトンボらしいですね。
写真を撮って、スマホの待ち受け画面にしたりすると、良いことがあるそうですが、お客さんが来ていたので、写真を撮る余裕はありませんでした。
でも、MAさんと2人で、これでお茶屋も良いほうに運気が向くかなあなんて、冗談ぽく話しました。
今年は本当にいろいろありましたから、そろそろラッキーな出来事がやってきてもいいですよねえ(笑)
うん、本当に何かあればいいなあなんて、期待しています(笑)