もうとっくに、すべてのレポートを提出し終えてゲーム三昧をしているのだと思っていましたが、長女は、あと3通、提出していないレポートがあったんです!
それで、学校から連絡があり、このままだと卒業まで4年かかるスケジュールを組まなくてはならないと言われてしまいました。
この高校には4学年があるんです。
なんとか3年間で卒業出来る方法はないかと聞こうとしたところ、担任の先生のほうからお話がありました。
すべてのレポートを4月21日までに提出して、5月はじめのテストに合格すること。
それが3年間で卒業出来る最低条件です。
もう、その条件をクリアするしかありません。
それでプログラムを組んでもらうことになりました。
長女の提出していないレポートは、すべて「生活」の授業のもので、「ホームプロジェクト」をどうすればいいか分からなくて、投げ出していたんです。
そういえば、私も高校時代、家庭科の夏休みの宿題でやらされた記憶があります。
それで長女と話し合って、短い時間で出来るものをと考え、ありきたりでいいから、やってしまうことにしました。
長女の古着を再利用することでいいんじゃないかというと、長女もやっとその気になりました。
早速、長女の古着の入った衣装ケースをあさると、丁度いいデニムのタイトなロングスカートが出てきました。
ジーンズと同じポケットが付いていますし、ありきたりですが、バッグに作り直すにはもってこいの素材です。
長女に言って、そのスカートを3つに切り分けさせました。
上3分の1がバッグ本体で、真ん中を細く切ったものは持ち手の紐に、裾のほうはおそろいのミニバッグにすることにしました。
丁度、3月末に、私は4連休取ってありましたので、もう付きっきりでやらせました。
ミシン針も糸も、以前勤めた手芸店の店長に相談して、デニム用の物を買ってきました。
そうして予定を組んだ通りに作り終えると、撮影して、ハーフサイズにプリント。
レポートの用紙に貼り、テーマに沿ってまとめさせました。
それをポストに入れたのが31日です。
レポートは、同じ教科のものは、提出してから次のレポートを提出するまで、1週間空けなければなりません。
ぎりぎりの日付です。
次に出すレポートは記入するだけのものなので、もう終わっていますが、問題は最後のレポート。
実技で刺し子の作品を提出しなければならないんです。
それがなかなか進まない。
一筆書き出来ない柄なんです。
工作や絵は得意な長女ですが、裁縫は悪戦苦闘しています。
でも終わらさねばならないんです。
選択肢はありません(笑)
やるだけです。
とりあえず、あと10日くらいを目処にやらせるつもりでいます。
新学期が始まってしまったら、2年生のレポートがダブってしまいますから。
それなのに長女は、まるで他人事みたいに作業しているのです。
上手くいかないとふてくされたり。
暇があったら、ゲームをはじめるか、ユーチューブを観ています。
なので、家に居る間は長女につきっきりです。
なんとか、最終レポートが間に合うまで、気が抜けない毎日なのです。