当然のことだが、傷口がまだ痛い。
動かなければ何ともないのだが、家事をしたり、子供を抱っこしたり、洋服の着脱など、あらゆる動作が痛い。
まだ、重い物を持ったりしてはいけないので、子供のことは左手で抱っこしているが。
手術した右胸は、まだ麻痺しているのだが、時折、チクリという痛みが走る。
人にもよるのだろうが、あとどれくらいでこの痛みは消えるのだろう。
今日は、長女の習い事の教室に行ってきた。
長女そっちのけで、ママ友Nさんとお話ができて楽しかった。
ママ友Nさんも、私が乳がんで入院していたことを知っている一人だ。話は自然と、身の上話と、子供の宿題のことになった。
日常に戻ってきたのだなあ、と思い、少ししみじみしてしまった。
晩御飯のおかずには、ワカサギの天ぷらと、家にあったピーマンも天ぷらにした。それと、野菜サラダ。入院中、野菜が不足していたようなので(笑)
酒のつまみには、魚肉ソーセージを切って並べただけの手抜きと、ベビーチーズ、買い置きの乾きものにした。
とりあえず、いまのところは、日常にいる。けれど、乳がんを経験してしまった身としては、少し休んだら、日常に甘んじることのない生活をしなければと思っているところだ。
そのためにどうしたらいいか、これからの課題なのだろうと思う。