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ベース弾きのひとりごと

ブルーグラスベース弾きのひとりごと
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ハンク・ウィリアムズ

2014年08月26日 | この人・この1枚

知ってるようで知らない人、ハンク・ウィリアムズ。
食わず嫌いというところもあり、カントリーがあまり好きではない時期もあって、ほとんど知らない。
ハンクの唄を他の人が歌っているものに大好きなものがあって…

大好きで今でもよく聞くアルバム。…ふと本物が聴きたくなり、75曲も入って1000円というCDを買い聴いてみた。
なぜか今は素直に入ってくる…いい唄たくさんあるなあ!
実はこんな本も持っていたりして…

聴いていたら、昔タイムトンネルというカントリーのライブハウスでアルバイトをしていた頃を思い出した。
ブルーグラスを始めたばかりの頃だったけど、実はカントリーソングを毎日のように生で聴いていたんだよなあ…



 


中古CD買いあさり

2014年01月28日 | この人・この1枚

楽器の修理のついでに久しぶりにお茶の水・新宿の某中古CDショップに行きました。今はもう少なくてあっても棚1つ分か2つ分ですね。でも今日はFolk,Country,Bluegrassの大放出ということで(棚が2つ増えた)収穫があり、たくさん買っちゃいました。

New Lost City Ramblers & Mike Seeger。誰か売ったな?あまりこんなにまとまって出ないんだけど…1枚しか持ってなかったのでこれはうれしいなあ!

寄せ集めですが…Cater Familyは昔BluegrassInnのママに全集を借りて全部録音したので音は皆あると思うんだけど、便利なのでCD集めてます。このJimmie Rodgersはよかったです。

いまさらですが、Colonels。持ってなかったので。RolandのいないColonelsのCDって初めて見ました。Loretta & Patsyは楽しみだあ!こんな田舎くさい寄せ集めも好きなので…

そしてIrish。Irishってあまり唄を聞かないので全然知らない人ですが唄のCD買ってみました。そして言わずと知れたMartin Hayes。

CD、最近はインターネットで買うことが多いけど、やはり手に取ってこれにしようかあれにしようかと迷いながら見ているとウキウキしてきていいですね!あまり迷うほどありませんが…
中古CDもだいぶ安くなってきていて助かります!


トミ藤山さん

2013年12月09日 | この人・この1枚

北越谷LiveCafeおーるどタイムでマーチン古池さんのライブがあったのだが、マーチンさんが素敵なゲストを連れてきてくれた。
トミ藤山さん。僕はトミさんのことは何も知らなくて、マーチンさんの友達か、かわったおばさんが来てるなあと思っていた。
ライブの終わり頃、マーチンさんに紹介されて、ギターを抱えて出てきた。いきなりギターを弾き、Y'all Comeを唄い出した。
すごいパワー!とても?歳とは思えないギタープレイ!ビックリ!続けてTennessee Waltz。久しぶりに聞いた本物のTennessee Waltz!よかったあ!
ライブのあと、お話したのだが、気さくで豪快でとてもたのしい人だった。僕も酔っぱらって、暖かくなったら、おーるどタイマーズをバックにライブやって!と頼んだのだが、僕らがそんなことホントは気楽に頼めるようなお方ではないのかもね!でも、おーるどタイムでライブやってほしいな!

 


I'm Lonely Tonight

2012年07月07日 | この人・この1枚

何となく思い出してしまうことってありませんか?

仕事の合間とか、車の運転中とか、ボーっと歩いているときとか… 忘れてしまったような唄をハミングしてしまうことってありませんか?

I'm Lonely Tonight… なぜか、口にでてしまい、懐かしくなり、このアルバム「High on a Mountain」を聞きなおしてみました。実はDel McCouryのアルバムはこの辺の古いものしかもっていません。Delは今も昔もあまりかわりはないと思うけど、この頃のアルバムはみんな好きで、特にこのアルバムは大好きです。Jerry McCoury, Dick Staber, Bill Rankle, Bill Sageいいメンバーだよね! 生き生きとした、タイトなリズムがたまりません。歌もいい! Don't You Call My Name, Big Rock In The Road, そしてタイトル曲High On A Mountain。そして I'm Lonely Tonight。これ、ホントいい曲だなあ。学生の頃、先輩のバンドがやっていたような… 

昔、タイムトンネルというところでバイトしてたんだけど来日公演のあと、Jerryがバンドのメンバーを連れて遊びに来たことがあった。そのときDelは来なかったけど、Jerryがギターをひいて演奏してくれた。その時の楽しそうなJerryが思い出されます。笑顔の素敵な最高のベース弾きです。…という訳で、今夜はDelのHigh Lonesomeなサウンドで酔っぱらおうかな!


Doc Watson

2012年05月30日 | この人・この1枚

ドック・ワトソン

小学校6年の時、知り合いから壊れかけたクラシックギターを貰った。音楽が好きだった僕はすぐに夢中になり、クラシックギターの練習を始めた。隣に住んでいた中学生のお兄さんが吉田拓郎や当時のフォークソングが好きで、僕がギターを弾いているのを聞きつけていっしょに遊んでくれた。それから僕も当時の歌謡曲や和製フォークソングにのめり込み、赤い風船、高田渡、加川良、高石ともやなどを聞くためにラジオを聞いていた。当時のラジオはいろいろなジャンルの音楽を流していて、カントリーやブルーグラスも聞くことができた。ある日、軽快なリズムと共にギターのソロ演奏が聞こえてきた。ドック・ワトソンだ。ブラック・マウンテン・ラグだ。ビックリした!こんなの聞いたことない!調べたら、当時のフォーク雑誌にも紹介されていた。それがこのアルバム。

Black Mountain Ragはもちろん、Talk About Sufferingが好き。唄がいい! スリーフィンガーピッキングを覚えたこの頃、Deep River Bluesに憧れた。

 

「Memories」は、僕がClawhammerBanjoを弾きたいと思うきっかけとなったアルバム。RamblingHobo、ShadyGrove、いいなあ。(Banjoはそれっきりになってしまったが…最近また、少し…) トラッドっぽくないけど、すごく好きなアルバム。いい唄、沢山!

「RidingTheMidnightTrain」はブルーグラスなアルバム。なにをやってもいい唄を聞かせてくれます。ジャケット裏の写真がマールを亡くした後で、寂しげでちょっとショックだったけど、大好きなアルバムです。

大学に入って、本格的にブルーグラスをやり、ベースを弾くようになり、Bill MonroeやFlatt & Scruggsなど所謂ブルーグラスばかりを聞くようになっても、ドックは付かず離れず僕のそばにいた気がします。この3枚の他にもいいアルバムは沢山、沢山です!

やはり、唄がいい。抽象的だけど、「自然」なんだなあ。言葉では難しい…優しくて、ほのぼのしていて、力があって。先日、渡辺ヨーコさんの唄を聞いたときにも思ったんだけど、歌でも楽器でも自然に音楽が奏でられるっていいなあ。僕の夢、憧れです。

そんなドックが亡くなりました。あなたの唄はわすれない。心にいつまでも灯していきたい…ありがとう