建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

日々のことを書いています。仕事のこと、出掛けた先のこと、映画の感想、日々の楽しみなど。建築以外のことも書き込んでいます。

建築の法令関係の書籍を2冊を購入

2021-02-12 16:10:38 | 踊る設計事務所

『目からウロコの確認申請2020』
『確認申請に役立つ技術的助言ガイドブック』
建築の法令関係の書籍を購入しました。

『目からウロコの確認申請2020』
2020年施行が大幅な法改正だったので
5年ぶりに出版されたようです。

去年に発売されていたなんて知らなかった・・・。

 

早速、時間があったので2015年に購入した
『目からウロコの確認申請』
目次の項目を参考にして
インデックスシールに
タイトルを記入し貼りました。

 

購入した法令関係の書籍は
早くこれをやっておかないと
実際に使う際、上手く素早く探せないので
この作業は丁寧に・・・。

 

最近は、初めにネットで法的なことを調べて
そのあと、条文を記載しているHPや
法令関係の書籍や詳しく法令や条例を
読んで確認しています。
ネットで解説しているものは
個人的な独自の見解が多いので
間違っている可能性もあるので
あまり、鵜呑みにしないように
気を付けています。


最近、既存建物の不適合について
質問されることがありました。
色々とアドバイスしました。

以前から既存建物の不適合の
有無などについて質問された際
質問で「不適合建築物」と
「違反建築物」を混同し
解釈している人が多いですね。

都合のよく「不適合建築物」と解釈して
無理矢理、内装や増改築を行うとする人や
「違反建築物」と不適合箇所の
法チェックをあきらめて
施主の要望に応えない人などもいました。

「不適合建築物」で内装や増改築を行う場合
法令的に緩和される部分が結構あります。
例えば、構造計算が不要になることや
不適合箇所が遡及適用される
部分などを活用すれば
やりようによっては、既存建物自体の
将来性や価値を高めることが出来ます。
まぁ~法チェックや法解釈など
建築士の作業が多く手間がかかりますが・・・。
やる価値は必ずあると思います。

実は2~3年前に建築士会主催の
『増改築法規セミナー』や
「既存不適格建築物の扱い方」
~法文解説とその応用事例~を
受講したことがあるので
参考資料や書籍はもっています。
しかし、内容はすっかり
忘れてしまいましたが・・・。


法的合状況調査した際に
不適格建築物になった
既存建物の不適合を是正する
ちょっと仕事の
お手伝いもしたこともあります。

 

去年の建物ストック社会に変換するように
建築基準法も大幅に法改正されました。
その中で、法的合状況調査を
行う物件が増えたみたいです。

法的合状況調査後、
既存建物の不適合を是正する
仕事も同様に増えていくのでしょう。

まぁ~不適格建築物についての
法律を上手く活用し
既存建物の寿命を延ばしたり
資産価値などを上げるような
仕事も増えると思います。

まだまだ、その部分も
勉強しなければついていけない・・・。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。