ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

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ひぐらしのなく頃に (暇潰し編 其の弐 兆し)

2006年07月13日 19時23分16秒 | 雑記
元のソフト版「ひぐらし」をプレイした友人は言った。

彼はプレイ中に幾度も意見を変えている。

「やっぱり、恐いね。ホラーだわ」

「長いのよ、プレイしてて終わるまで100時間くらい掛かるんちゃう?」

「トリック? ああ、遂にわかったわ」

クリア後に彼はこう言った。

「なんていうか……青春モノとも解釈(と)れるかな」

「暇潰し編 其の弐 兆し」を観て、私は推測した。
っていうか勝手に考えが浮かんできて止まらなかっただけ。

リカちゃんは、自分が死ぬのを分かっていた。
しかも死に方も、そして昭和58年に村がガスで全滅することも知っていた。
その上で「幸せに暮らしたい、私の願いはそれだけ」と言った。

ここで一つ気付いたのは、前回の「祟殺し編(たたりごろしへん)」で
起きたことが、共通の出来事であるということ。

村がガスで全滅する、その日。
神社の境内で、リカちゃんは腹部を切り裂かれ
臓物をブチ撒けるという残酷極まりない殺し方で
命を落としている。

そして謎のガス発生。

と、すると……?

村人に「リカ様」と崇められる彼女が殺されたことによって
楔(くさび)が外れ、村を護っていた力が失われ
ガスが発生したとしたら。

もしリカちゃんが、そういう形でしか村人? を
止めることが出来ないと知り、その為には
毎年行われる「綿流し」の夜に特定の人物を
殺さなければいけないのだと知っていたとしたら。

普通の人のように、幸せに暮らしたいと
彼女は言った。

他人の、その幸せをこれ以上奪わないようにするために
自己犠牲という道を選んだのだとしたら。

釣られてます。
見事に釣られてます。

Web検索したら、ネタバレはスグに可能なのですが
アニメが楽しめなくなると思われるので止めております。


さあ、仕事に戻るぞ!!


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