賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

計画経済と金融工学の相似形

2009-10-08 18:34:48 | 政治
参照記事:ベンサム対ヒューム

悲劇をもたらしたのが素朴な理論至上主義者というのは面白い。

確かに、世の中が全て理論的に説明出来たら、その理論を司るものが集権支配した方が幸せだ。だが、古くは世界は「神」によって説明されたが宗教の暴走は欧州に暗黒時代をもたらした。日本でも革命思想や新興宗教が社会に害悪をもたらした。

結局、理論が正しいことが分からない以上は集権支配には利がない。僕が大きな政府による集権支配や政府による救済に否定的なのは、ここに理由がある。

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1 コメント

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Unknown (kibino)
2010-04-03 14:04:18
来年はヒューム生誕300周年にあたるが、そろそろこの哲学の真の拡張の時ではないだろうか? それは、
「観念は、連合もあれば分断もある」

「観念は、類似・近接・因果の法則で連合する一方、相違・遠隔・意外の法則で分断する」という命題は至極当たり前な事実である。そして英米系哲学を相対化し、民主主義も自由主義も実験科学も相対化し得る。
http://blogs.yahoo.co.jp/k_kibino/60972328.html
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