４月１６日 『ソフトクリーム作り・・・』

今日は牛さんの話題でもお店の話題でもなく、工房で僕がひっそりとやっている仕事を紹介します・・・


紹介というより、愚痴に近いものがありますが・・・


加勢牧場のジェラートの製造及び、ソフトクリームの製造は僕の担当になっています


一人寂しく一日の大半を工房で過ごしているので、性格もひねくれてしまうんですね・・・


僕は工房でこれらの機械を使用しています





この３台の機械で家一軒建てられるくらい高価な品物です


今日は、過去に何回も説明をしていますが、ソフトクリームの原液作りのご紹介をさせてください・・・


何度も説明したくなるほど、作るのが大変なのです・・・








搾りたての牛乳に生クリームを入れてパステライザーという殺菌機で牛乳を温めます・・・





その後、ホモゲナイザーという機械に通し、牛乳と生クリームをしっかり混ぜ合わせ、脂肪分を均質化します・・・


この機械を使うことによって、ソフトクリームのザラつきが無くなり、また安定剤などの添加剤の使用を最小限に抑えることができます。





グラニュー糖、脱脂粉乳、それと少しの安定剤（マメ類・海藻類を原料としたもの）を混ぜ合わせ、





再度、パステラーザーの中に生クリームと混ぜ合わせた牛乳と、先ほどの粉ものを混ぜ、


６８度３０分の低温殺菌で出来上がりになります


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さて・・・


ここからが、僕の仕事で一番重要なところになってきます





まず使用する道具はカナヅチにレンチといった、食品工場にある道具とはとうてい思えない道具を使用してとり行われます・・・





ホモゲナイザーの分解です・・・。


とんでもない数の部品たちを丁寧に洗浄します。


牛乳は、数ある食品の中でももっとも細菌が繁殖しやすいものと言われているので、洗い残しがないように丁寧に洗います・・・


この『分解』『洗浄』『組み立て』だけで、かるく２時間・・・


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毎日、こんな地味なお仕事を一人で黙々としているのです・・・。