KenKenの日々青春

私の好きな言葉に「青春とは心の若さである」がある。青春の日々を書き続けたい。

シャインマスカットにストマイを散布

2022-05-30 20:10:48 | 果樹

今日もシャインマスカットの話題です。

シャインマスカットは種無しにして皮ごと食べます。

そのために無核化処理が必要になります。

 

シャインマスカットは大粒で種がないという特徴がありますが、

その特徴を発揮させるために、

適期でのホルモン処理が欠かせません。

天候を確認しつつ適期での作業を行います。

ホルモン処理には、

◆ストレプトマイシン処理

 無核(種なし)化を確実にするため、

 開花前にストレプトマイシン処理を必ず行います。

【時期】満開 14 日前~開花始期

◆1回目ジベレリン処理

 無核化と着粒安定等を目的に実施します。

 【時期】満開~満開3日後

◆2回目ジベレリン処理 

 果粒肥大促進を目的に実施します。

【時期】満開 10~15 日後

があります。

 

そこで今日は最初のストマイ処理を行いました。

黒とう病が広がる中ですが少しでも期待しての作業です。

満開は6月の10日前後と予想され天気予報を見て実施しました。

準備するものは、ストマイ液剤、計量カップ、スプレー、ボトル。

1000倍液ですので水1.5ℓにストマイを1.5ml。

スプレーで花芽に吹き付けていきます。

ジベレリン処理だけでも大抵の種は抜くことができるのですが、

何%かの割合で種が残ってしまう場合があります。

種無しマスカットを作るために欠かせない作業です。

 

この後は少しでも黒とう病を防ぐため次なる消毒の予定です。

 


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