6月はマスカットの作業が続きます。
まずは新梢摘心からです。
今年伸びた枝に房が付きツルも付いてきました。
このままだと栄養分が枝葉に取られてしまいます。
そこで摘心をします。
誘引は別途するのでツルもいりません。
梢の摘心は第一花房から先、4節を残して摘心します。
本来は7節を残して摘心するのですが、私は短梢栽培で四節で摘心をします。
房の先の副梢は葉を1枚残してカットします。
短梢栽培は副梢の勢いが強いので梢の管理が大変です。
しかし糖度の高い実を作るのには良いそうです。
房のある節を含め下の節から出る副梢はそのままにしておきます。
日焼け防止のためにも切らない方が良いようです。
あまり伸びたら5葉でカットします。
摘心が終えたら誘引しておきました。
この後は花切りの作業が待っています。
花が咲くとジベレリンの作業がありますのでタイミングよくやる必要があります。
できれば梅雨入り前に終わりたいものです。