名鉄のローカルな駅で下車してみました。
大きな庄内川縁にある駅ですね。
文庫本片手に近場で旅情を味わってみようと行ってきました。
地方ローカル民鉄の雰囲気を残した駅です。
とにかくホームが小さくて狭い。
電車降りて改札へ向かって歩いても電車が体に触れそうです。
旧車両を走らせていた頃の名残りですかね?
この駅いい雰囲気出してますね。
誰もいない無人駅と思いゆっくり改札へ歩いていたのですが,踏切番の方がいて遮断機開けて待ててくれたようで踏切番さんには申し訳ない事してしまいました。
乗車時は危険なので電車が来るまで駅舎で待っていなければなりません。
駅舎の中も往年の雰囲気が残り待合室の木製腰壁とベンチが渋かったですね。
大半が通過電車で滅多に来ない各駅停車が来ると踏切番の方が出てきてホームへ通してくれます。
『お待たせしました~名古屋方面参りま~す』
踏切番さんが放送ではなくて待合室に声を掛けてくれます。
帰りのホームに上がると自分の足の下の方から小さな子供の声が・・・
『あい,おじちゃん,キップ~』
間の抜けたことで・・・切符を落としていたらしい・・・今日は幼稚園の女の子に助けられる。
『ありがとね~』
と,小さな子と素敵なお母さんに会釈しながら御礼。
何だか少しホノボノした気分にさせて頂きました。
人はチョットした他人の善意で幸福感を得られるんですね。
人間まだまだ捨てたもんじゃない・・・
チョット大袈裟ですか