青春18切符の旅・・・最後の1日は三重県方面へ行ってきました。
英会話CAFEもあり遅くなれず時間が中途半端だったかもしれません。
気動車天国の紀勢線経由で南に下り名松線に乗ってきました。
関東に住んでいる頃車輛が無人で何キロも走ったとか余りいい噂の無い路線というイメージが有りますね。名張~松阪の略称の通りライバルは近鉄さんのようです。競合よりタイアップの道を模索しなければ存続難しいでしょうね~
路線は伊勢の平野部から山間部に入り車窓は典型的日本の原風景が広がってます。河川の風景も素敵でした。キハ40が入るのかと思いきやキハ11レールバスタイプの単行です。松阪駅も昼間の閑散時間は紀勢本線含めてキハ11単行のオンパレードです。
かなり以前の台風の影響で地盤が緩み補修工事も進まず運行は家城駅まででこの駅から先は代行バス運行になっています。家城駅の先の信号機に×打たれてるようにJR東海は家城駅から先廃止する気満々ですね。沿線住民には恐縮ですが致し方ない部分も判ります。廃止に関しては相当切羽詰まっているのかもしれません。家城駅を降りるとJRバス乗りますか?などと係員らしき人が声を掛けてきました。手には何やら表のようなもの抱えており乗降人員チェックをしている様子です。バスに乗ったら今日一日それでおしまい・・・何処にも動けなくなってしまいますので気持ちはわかりますがバスには乗らずそのまま松阪へ折り返しました。
この路線も昔ながらのタブレットを使っており昔懐かしい雰囲気を充分残しているローカル線で残って欲しいのが本音です。残すには県,市町村,近鉄さん含めた包括的沿線地域開発案の策定が最優先でしょうね。最終的な地域開発理想像なしに場当たり的に税金ばら撒いた様な路線の補修工事費の補助案とか風光明媚な渓流河川に沿って護岸工事兼ねた近代的な舗装遊歩道を作るとか少しズレたお金の使い方を考えている限り復活の芽は無いと素人ながら思いますけどね。まっ余計なお世話ですか・・・
発車前に駅員がタブレットもって小走りで運転室へ向かいます。越美北線越前大野駅以降と一緒で終点まで列車の入替できる駅が無いからですね。
なかなか東京に住んでいたら乗れない路線で・・・乗れて良かったと思います。典型的日本のローカル線という乗り鉄派には申し分ない路線でございました。