ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

営業ウーマン

2008-02-29 13:26:35 | Weblog
オレは、仕事の内容からしてほとんど自分が「お客さん」って立場になる
ことはない。
前の仕事も、今の仕事でもそう。
そもそも営業の仕事ばっかしてきたから、「お客相手」は大得意だが、
自分が「お客さん」になるのは苦手だ。

今の仕事の中で、唯一と言っていいくらい数少ないんだけど、オレを「お客
さん」にする立場の人がいて、これがまた厄介なことに20代の独身の女性
なのだ!
何が厄介かって、彼女にモノを売り込まれた時、単純にビジネスとしてだけ
割り切ればいいんだろうけど、若くて健気だったりするから「情」が沸いて
くることがある。
そりゃあ、男の営業にだって同じように情も沸くことはあるかも知れないけど、
このエロ魔王のオレのことだ、相手がうら若き女性でしかも独身だなんて言っ
たら多少冷静な判断力を失う危険だってあるってモンだ。
まあ、もっと言えば今のオレにとって、相手が独身であることは逆に唯一の
救いかも知れない。
これがもうちょっと年齢の行ってる、しかも既婚女性だったりしたら、仕事
そっちのけでエロい妄想に浸っちゃってるかも知れない(笑)。

この女性は、世間一般的にみて容姿は実はそんなにイイって方でもないと
思う。(大変失礼ながら)
聞いたことはないけど、話の様子からして彼氏はいないようだし、どちらか
と言うと外見も地味なタイプだから今までもそんなに経験豊富だったワケ
でもなさそうだし。
(って、ビジネス相手なのにとってもエロい目線で見ちゃってるのはイケナ
イのかなと思いつつ、自分の心の中だけだからまあいっかっってコトにし
てる。笑)
彼女は、今は仕事が忙しいけどだんだん慣れてきて充実してきたし、休日は
女友達と旅行に行ったりショッピングして楽しんでます、みたいな、ごくごく
フツーのOLさんって感じかな?

こんなことを頭で考えつつ、実際はオレは超~すまして、なるべくビジネス
ライクに話すようにしてる。わざとらしいくらいに。
それは、「女性だから」って意識を取り払う為。
相手が若い女性だったりすると、ついつい上から目線で馴れ馴れしい言葉遣い
になったり、図々しくプライベートなこと質問しちゃったりとみっともない
姿をさらけ出すことになり兼ねないからだ。
それってビジネス上では超マイナスだし、オレ個人的にもそんなみっともない
オヤジには断じてなりたくないから、むしろ通常の相手との商談よりも更に、
引き締めてかかってしまう。
相手の女性からしたら、オヤジギャグとかかましてくれて、テキトーに笑って
ればご機嫌よく仕事もスムーズに行くようなオヤジの方が、実はずっとやり易
いんだろうなとも思う。
でも、ちょっと油断するとそんなエロオヤジの域を優に飛び越えて、もっと
ホンゴシ入れて口説いちゃったりする危険がないとは言えないような、真性の
エロなんだって、自分のことある意味一番冷静に分析できてるからこんなに
警戒できるのかも知れないな。


「彼女を女として見てはいけない。同じビジネスと言う戦場にいる一戦士と
して見なければ、相手に失礼。この人から、仕事上で役に立つような情報を
少しでも多く引っ張り出そう。そして、折角訪ねて来てくれたんだから、相手
の今後の仕事上でヒントになるような情報は惜しげもなく提供してあげねば。」

と、いつもそんなことを考えている。
これが、著名な大企業の重役様だったりしたら、こんなことあえて確認しなく
てもできちゃうのが普通の人間なんだろう。
で、相手を見ちゃって「この小娘に何がわかるか」みたいに思っちゃったら、
絶対にビジネスチャンスを逃すことになって結局は自分にツケがまわって来て
しまうんだと思う。

唯一自分が「お客さん」って立場になる、その相手が「若い女性」だってのは
そういう意味では自分にとって良い勉強の機会だと思う。
ビジネスでも私生活でも、人間にとって大切なのは「相手を尊敬すること」
だと思う。自分が相手を尊敬していれば、その気持ちが行動となって出てきて
相手にも伝わり、相手も自分に敬意を払ってくれて、そこからまたビジネスの
広がりが見られたりするんだろう。

だからこそ、この若いビジネスウーマンを今後も尊敬し続けなければいけない。
「まだ未開発だけど、ほどよくボリュームがあって素質ありそうな腰のライン
だなー」とか、実際思ってしまうこともあるんだけど、間違っても行動や口に
出してはいけないなって思う。当たり前か(笑)。

そんな彼女、最近は商談中冗談をかましたりもできるようになり、どんどん
成長していってるように見受けられる。
この前は、いつもよりもセクシーなスーツをまとい、髪型も大人っぽく変え、
驚いたのは、普段は全く手をかけてなかったネイルがかなりド派手なラメみ
たいな感じになってたこと。
もちろん、オレ的には彼女から発せられるフェロモンを感じちゃったんだけど。
つーか、オレも良く見てんなー(笑)。

「おいおい、マジメそうにしてたけど見違えちゃったじゃんよー。
このスーツにその爪はちょっとゾクゾク来るな・・・。彼氏でもできたかー?」
(エロオヤジの妄想です。笑)

あ、ヤバって思ってすぐに「仕事仕事」って切り替えた(笑)。

商談の最中に、持ってきた資料を指差しながらオレに説明してるもんで、「今
日は爪がいつもと違いますね」
とか
「今日は普段よりも大人っぽいですね。なんだか素敵ですよ」
って何度言おうと思ったか。
でも、こちらに大意がなくてただちょっと褒めたつもりでも、相手とオレの
仕事上の関係を考えるとオレは「お客さん」であって、彼女がオレのそんな
発言をどう捉えるかわからず、場合によっては不快にも思うかも知れないと
思ったので、言うのをガマンした。


考えすぎかも知れないけど、特に女性のことが大好きなオレだけに、これから
も彼女に対して失礼がないよう、ずっと良きビジネスパートナーとしてお付き
合いさせてもらえるよう心がけねばと、改めて思った。

それにしても、相手が女性だと特に、服装のビミョウな変化や化粧のノリ具合
とか、様々な要素で相手が今良い状態なのか、あまり元気ない状態なのかとか
がわかってしまう。


そんなオレは、クールなツラの皮を被った変態なんだろうな(笑)。