みなさん、こんばんはー。いよいよ今年も終りですね。
なんとか今年中にあと1回はブログ更新を、と思っておりました。間に合いましたね。
実は本業・牧師見習いのけいぞうは、クリスマスのある12月は1年で一番忙しいんですね。
(やっぱりクリスマスは教会の裏方というのは忙しい。ついでに言うとここ3週間ちゃんとした休みがなく働いております。)
・・・けいぞうさん、それよりもクリスマスの時期って、恋人がいなくて大変なんじゃないんですか?
うるさい!
・・・まあそれはさておき、うちの教会のクリスマスは、何が飛び出すかわからない。
二日に渡って例年行なわれる。最初の方ははしっとりとキャンドルサービスをやっている。
最後はいつもポットラックパーティー(一人一品持ち寄りのパーティー)なのだが、始まりはふつうのパーティーだが、そのうち宴会化してくる。(たしかノンアルコールのはずなのだが)
今年はついにネクタイを頭にまくオヤジがあらわれ、ついには師匠(牧師)の頭にもネクタイを巻き付けた!
最後は完全に師匠もオヤジも宴会状態カラオケ状態で大合唱!
(○○さん、オヤジ呼ばわりしてスミマセン!ブログネタです。おゆるしくださ~い!)
約100人、全員集合写真を撮ってようやく終りへ。
終わった。見習いけいぞう、ソファーに崩れ落ちた。
しかし見習いけいぞう、2007年はまだ終わらない。1月1日のニューイヤーサーヴィス(1年の初めの礼拝)が終わってやっと実質2007年の仕事がすべて終わる感じですね。
まあ新日本プロレスが、1月4日の東京ドーム大会が終わってやっと正月休みに入るのと似ています。(スイマセン、いつもこんなたとえで)
・・・今年を1年振り返ると、仕事はやり方が悪いのか、忙しかったなあ。んでもって、プライベートはなかなか語れないんですよ。いろいろあるんですよ!(怒るなよ。)
まあ今年はライブには3回行くことができました。ぼくの今の経済状況から言ったら、3回行けたのはたいしたもんです。
(小坂忠アコースティックライブとHAS(=YMO)の歴史的ライブとパット・メセニー&ブラッド・メルドーに行った3回ですね。)
だがそれより今年は、ぼくはもっと大きな体験をした。
それは世界的神学者・ジェームズ・フーストン博士との出会いであった。
神学者と言っても、キリスト教神学は日本ではなじみが薄い。
キリスト教自体がそうだが。日本ではクリスチャンは100人に1人いるかどうかだから。
(ちなみに隣国・韓国は4人に1人がクリスチャン。)
神学とは、「聖書で言う神を知るために、神について体系的に様々な角度から学ぶ学問」と言える。
日本では神学を大学で専攻したり、神学校を卒業して牧師になっても、変わってる人くらいにしか思われないことが正直多いが、キリスト教が大勢を占める国では、社会的にも一定のステイタスがある。
まあそんな意味でそのフーストン博士(Dr. James M. Houston 1922年生まれ 英国スコットランド出身 現在・カナダ在住)は神学者という立場においては、世界的に一目おかれる存在なのだ。
彼はもともとはオックスフォード大学の天才であった。完璧な飛び級で早々とオックスフォードの大学院までも卒業し、その後、同大学で教授として地理学を教えていた。(彼の持っている博士号は、地理学を専攻して取得したもの)
そのオックスフォード大学での教授時代、多くの学生のカウンセリングをする機会があり、その中で学生たちの心を取り扱うことになった。
それにより彼は自らの人生の使命を「魂の地理学者」だと確信したそうである。
(世界が様々な気候でいろんな移り変わりや、その土地土地の性質があるように、人の心や人生も、様々な状態や、様々な時代があることから、そのように確信されたそうだ。)
そのフーストン博士が今年の春、数年ぶりの来日を果たした。84歳という高齢に関わらず。
約2週間の滞在期間にぼくはいろんな影響を受けたが、
最後に成田空港にお送りした車中で、博士がぼくにこう言った。(英語で)
「君はすごくいろいろなことを、君が思ってる以上に、自分自信を抑えつけていると思うよ。
いつかそれに気づくときに、どんなに自分自身を抑えつけていたか、そのことに気づくだろう。」
それが今年の4月だった。ちょうど桜が咲いていた頃だ。
そのあと数カ月、その言葉はぼくを影響しつづけた。
あるとき大きな気づきがあった。
かんたんに言うと、それは自分が本当はやりたかったのに、やってこなかったことに気づいたのであった。
それは文化・芸術活動への願いであった。
・・・話は飛ぶが、昨年2006年11月にぼくはビリー・ジョエルの東京ドームライブに行くことができた。
ぼくが中学1年でロックファンなった最初のきっかけが、ビリージョエルの「アレンタウン」(1982年発表のアルバム”ナイロン・カーテン”の1曲目)だった。
自分はキリスト教信仰の家庭で育ったが、10代のころ、かなり極端な反世俗主義の教育を受けた。
たとえば今聴いているようなロックやポップスやジャズフュージョンなど聴くことが許されない時期があった。
その極端さが、やがて25歳から約7年間、強弱はあったがノイローゼの状態に自分を導いた。
家族以外にはほとんどそのノイローゼ(自分の場合は強迫神経症)の苦しさは話さなかったが。
しかし、その7年間の間にぼくは人生に対する、また自分の持っていた信仰に関する考え方が大きく変わった。
そしてノイローゼはやがてなくなっていった。。。
ロックファンになって23年、ビリー・ジョエル ファンになって23年たって、初めて彼を生で昨年東京ドームで聴いたのだが、
ビリーが「アレンタウン」を歌ったとき、ぼくはこの23年間にわたる出来事、思いが走馬灯のように心をかけめぐった。
わずか4分ほどのあいだだったが、心のタイムマシーンに乗って、自分の心の核に触れた気がしていた。
・・・そして今年そのフーストン博士の言葉から、自分自身の心奥深くにあった願いに気づいた。
その後、その願いは少しずつ実現しはじめてきた。
そしてそれは単に文化・芸術活動ではなく、自分のライフスタイル(牧師見習いであることも含めて)すべてに影響を与えはじめた。
・・・本当の自分に気づかなければ、充実した人生はなかなか送れないんですね。
ぼくはまだその入り口なのだと思いますが。
フーストン博士は最後にこう言っていた。
「君は若い頃の僕に似ている。
きっと君は将来 僕と同じように、人の目線に立って、その人を見て、その人を助け、その人を解き放って行く働きをすると思うよ。」
・・・そんな、予言めいた言葉を博士は残して行かれた。
あ、おっと、博士は最後の最後にこう言っていた。
「君はネズミみたいな弱い女性とは結婚しないほうがいいと思うよ。そうではなく、君よりも強い、あるいはしっかりした女性と結婚したほうがいいと思うよ。
君はテディベアのようだから。決してグリズリー(おっきなクマ)のような人じゃないからな!(笑)」
30代も後半になって、本当の自分にやっと気づき始めたところです。。。
で、最後はやっぱり結婚ネタですか!
傑作「隠し剣 鬼の爪」のヒロイン「きえ」役の松たか子も結婚しちゃいましたね!
(ぼくは、松たか子というより「きえ」が好きなんですが!)
みなさん今年はどうもありがとうございましたー!
来年もよろしくー! どうかよいお年を。
Everybody , God bless you in Next Year ! Yeah!!
(BGM: オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド/ U2 2000年発表 & TBS K-1プレミアム Dynamite!!)
~このブログは、にほんブログ村の以下のジャンルに登録されていまっす~
にほんブログ村 生き方
にほんブログ村 ロック
にほんブログ村 キリスト教・クリスチャン
なんとか今年中にあと1回はブログ更新を、と思っておりました。間に合いましたね。
実は本業・牧師見習いのけいぞうは、クリスマスのある12月は1年で一番忙しいんですね。
(やっぱりクリスマスは教会の裏方というのは忙しい。ついでに言うとここ3週間ちゃんとした休みがなく働いております。)
・・・けいぞうさん、それよりもクリスマスの時期って、恋人がいなくて大変なんじゃないんですか?
うるさい!
・・・まあそれはさておき、うちの教会のクリスマスは、何が飛び出すかわからない。
二日に渡って例年行なわれる。最初の方ははしっとりとキャンドルサービスをやっている。
最後はいつもポットラックパーティー(一人一品持ち寄りのパーティー)なのだが、始まりはふつうのパーティーだが、そのうち宴会化してくる。(たしかノンアルコールのはずなのだが)
今年はついにネクタイを頭にまくオヤジがあらわれ、ついには師匠(牧師)の頭にもネクタイを巻き付けた!
最後は完全に師匠もオヤジも宴会状態カラオケ状態で大合唱!
(○○さん、オヤジ呼ばわりしてスミマセン!ブログネタです。おゆるしくださ~い!)
約100人、全員集合写真を撮ってようやく終りへ。
終わった。見習いけいぞう、ソファーに崩れ落ちた。
しかし見習いけいぞう、2007年はまだ終わらない。1月1日のニューイヤーサーヴィス(1年の初めの礼拝)が終わってやっと実質2007年の仕事がすべて終わる感じですね。
まあ新日本プロレスが、1月4日の東京ドーム大会が終わってやっと正月休みに入るのと似ています。(スイマセン、いつもこんなたとえで)
・・・今年を1年振り返ると、仕事はやり方が悪いのか、忙しかったなあ。んでもって、プライベートはなかなか語れないんですよ。いろいろあるんですよ!(怒るなよ。)
まあ今年はライブには3回行くことができました。ぼくの今の経済状況から言ったら、3回行けたのはたいしたもんです。
(小坂忠アコースティックライブとHAS(=YMO)の歴史的ライブとパット・メセニー&ブラッド・メルドーに行った3回ですね。)
だがそれより今年は、ぼくはもっと大きな体験をした。
それは世界的神学者・ジェームズ・フーストン博士との出会いであった。
神学者と言っても、キリスト教神学は日本ではなじみが薄い。
キリスト教自体がそうだが。日本ではクリスチャンは100人に1人いるかどうかだから。
(ちなみに隣国・韓国は4人に1人がクリスチャン。)
神学とは、「聖書で言う神を知るために、神について体系的に様々な角度から学ぶ学問」と言える。
日本では神学を大学で専攻したり、神学校を卒業して牧師になっても、変わってる人くらいにしか思われないことが正直多いが、キリスト教が大勢を占める国では、社会的にも一定のステイタスがある。
まあそんな意味でそのフーストン博士(Dr. James M. Houston 1922年生まれ 英国スコットランド出身 現在・カナダ在住)は神学者という立場においては、世界的に一目おかれる存在なのだ。
彼はもともとはオックスフォード大学の天才であった。完璧な飛び級で早々とオックスフォードの大学院までも卒業し、その後、同大学で教授として地理学を教えていた。(彼の持っている博士号は、地理学を専攻して取得したもの)
そのオックスフォード大学での教授時代、多くの学生のカウンセリングをする機会があり、その中で学生たちの心を取り扱うことになった。
それにより彼は自らの人生の使命を「魂の地理学者」だと確信したそうである。
(世界が様々な気候でいろんな移り変わりや、その土地土地の性質があるように、人の心や人生も、様々な状態や、様々な時代があることから、そのように確信されたそうだ。)
そのフーストン博士が今年の春、数年ぶりの来日を果たした。84歳という高齢に関わらず。
約2週間の滞在期間にぼくはいろんな影響を受けたが、
最後に成田空港にお送りした車中で、博士がぼくにこう言った。(英語で)
「君はすごくいろいろなことを、君が思ってる以上に、自分自信を抑えつけていると思うよ。
いつかそれに気づくときに、どんなに自分自身を抑えつけていたか、そのことに気づくだろう。」
それが今年の4月だった。ちょうど桜が咲いていた頃だ。
そのあと数カ月、その言葉はぼくを影響しつづけた。
あるとき大きな気づきがあった。
かんたんに言うと、それは自分が本当はやりたかったのに、やってこなかったことに気づいたのであった。
それは文化・芸術活動への願いであった。
・・・話は飛ぶが、昨年2006年11月にぼくはビリー・ジョエルの東京ドームライブに行くことができた。
ぼくが中学1年でロックファンなった最初のきっかけが、ビリージョエルの「アレンタウン」(1982年発表のアルバム”ナイロン・カーテン”の1曲目)だった。
自分はキリスト教信仰の家庭で育ったが、10代のころ、かなり極端な反世俗主義の教育を受けた。
たとえば今聴いているようなロックやポップスやジャズフュージョンなど聴くことが許されない時期があった。
その極端さが、やがて25歳から約7年間、強弱はあったがノイローゼの状態に自分を導いた。
家族以外にはほとんどそのノイローゼ(自分の場合は強迫神経症)の苦しさは話さなかったが。
しかし、その7年間の間にぼくは人生に対する、また自分の持っていた信仰に関する考え方が大きく変わった。
そしてノイローゼはやがてなくなっていった。。。
ロックファンになって23年、ビリー・ジョエル ファンになって23年たって、初めて彼を生で昨年東京ドームで聴いたのだが、
ビリーが「アレンタウン」を歌ったとき、ぼくはこの23年間にわたる出来事、思いが走馬灯のように心をかけめぐった。
わずか4分ほどのあいだだったが、心のタイムマシーンに乗って、自分の心の核に触れた気がしていた。
・・・そして今年そのフーストン博士の言葉から、自分自身の心奥深くにあった願いに気づいた。
その後、その願いは少しずつ実現しはじめてきた。
そしてそれは単に文化・芸術活動ではなく、自分のライフスタイル(牧師見習いであることも含めて)すべてに影響を与えはじめた。
・・・本当の自分に気づかなければ、充実した人生はなかなか送れないんですね。
ぼくはまだその入り口なのだと思いますが。
フーストン博士は最後にこう言っていた。
「君は若い頃の僕に似ている。
きっと君は将来 僕と同じように、人の目線に立って、その人を見て、その人を助け、その人を解き放って行く働きをすると思うよ。」
・・・そんな、予言めいた言葉を博士は残して行かれた。
あ、おっと、博士は最後の最後にこう言っていた。
「君はネズミみたいな弱い女性とは結婚しないほうがいいと思うよ。そうではなく、君よりも強い、あるいはしっかりした女性と結婚したほうがいいと思うよ。
君はテディベアのようだから。決してグリズリー(おっきなクマ)のような人じゃないからな!(笑)」
30代も後半になって、本当の自分にやっと気づき始めたところです。。。
で、最後はやっぱり結婚ネタですか!
傑作「隠し剣 鬼の爪」のヒロイン「きえ」役の松たか子も結婚しちゃいましたね!
(ぼくは、松たか子というより「きえ」が好きなんですが!)
みなさん今年はどうもありがとうございましたー!
来年もよろしくー! どうかよいお年を。
Everybody , God bless you in Next Year ! Yeah!!
(BGM: オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド/ U2 2000年発表 & TBS K-1プレミアム Dynamite!!)
~このブログは、にほんブログ村の以下のジャンルに登録されていまっす~
にほんブログ村 生き方
にほんブログ村 ロック
にほんブログ村 キリスト教・クリスチャン