こんにちは。今日は授業がなく、学校で二つのクリスマスプログラムがある日となっていて、その空き時間を利用して、ちょっと更新します。久々の東京神学大学物語、(番外編)として。
話は今年の夏ごろに遡るが、そのころ、私の通う東京神学大学のあるJR中央線&西武線の武蔵境駅前に妙な男が出没していた。
彼は、おもに白い服を着て歌っていた。
別に楽器があるわけでない。バックにCDラジカセでカラオケをかけながら、両手を広げて我々を包み込むかのように歌っていた。年は若い、20代か。
歌っていたのは、
「世界に一つだけの花」
「きよしのズンドコ節」
「どんなときも」
などだった。
そのすぐそばにハデな自作の看板がある。そこには
「ハワイ出身の三野わたる」
と書いてあった。演歌歌手とも書いてあったか?
そしてそこにはよくわからん、グルービー(表現古いか)とも、取り巻きとも、ファンクラブともようわからんオバチャンたちや、よくわからん若い感じの人もすぐそばのベンチに座って手拍子している。
(写真・ういりー通信様より拝借)
「なんだ、あれは?」
ぼくは毎日そう思った。いや正確には週末土日だけだったのかもしれない。
以前からけっこう音楽にはうるさいぼくは、新宿南口&東南口のおそらく東京では最高にレベルの高いストリートミュージシャンたちを新宿を経由するたびにチェックしていたので、この我が地元・武蔵境駅南口駅前の光景は信じられなかった。
しかしある意味、それは新宿駅南口を超えていた。凄まじい光景だった。どう理解したらいいかわからない光景だった。ただし、けっこう歌はうまいのだ、彼は。
あれを見てしまうと、あの腕を広く広げる愛情あふれる姿が帰ってから学生寮の風呂に入っているときも思い出してしまう。(本記事ラストになんと実物映像URLあり!)
しかしあるときから彼を見なくなったのだ。
あれ最近おらんなあ、と思っていたら、そのうち別の弾き語りのお兄さんなんかが武蔵境駅南口で演り始めていた。
「三野わたるは一体どうしたんだ。」
陰ながらぼくは彼が心配になっていた。ハワイから来て、かんたんにブレイクすると思いきや、まったくブレイクしないので、悩んでひきこもりになってしまったんじゃないかと心配していたので、学校でも周りの席の学友たちに話しかけてみた。
「ねえ、ねえ、あの、駅前で両手広げて歌っている若いお兄さん知らない?ハワイ出身の三野わたるとかいう。最近姿見なくて心配なんだけど。」
「ああ、知ってる、知ってる。なんかオバチャンたちがよう見とるわ。」(学友A・通称おっさん)
「あのー白い服着て、演歌歌ってる人ですよねー。」(学友B・韓国人留学生女子)
我々のそんな心配をよそに三野わたるは現れなかった。
しかし先週末、ひょんなことから学生寮の風呂場で三野わたる氏の話題を出したら、貴重な情報をキャッチした。その話題を聞いていた先輩が急に語ったのだ。
「あの~、話題に入りこむようですけど、その人なら最近中野で歌ってますよ。中野サンプラザをバックに歌ってますよ。」
ナニーーーーッッッ!!!
三野わたる、生きてたーーーっっっ!!!
そうすると、それまで心配ですね~と話してたぼくともう一人の先輩は
「なんだ、ひきこもってたんじゃなくて、ブレイクしつつあったんじゃないすか!」
「そうか、だんだん東へ東へ進んでたんだね!」
とわきあいあいと語り合ってしまったのでした。ワハハ。
それから始めてネット検索してみましたら、いやー、出てくるわ出てくるわ三野わたる。ブログにもけっこう書かれてるし、ブログ記事にすると三野氏本人がコメント書きこんでるよ。いやー、ここでも存在感ありありとは。
しかも私が感動してしまったのは、本人によるブログ(今年10月スタート)もあるじゃないですか。
→ 「ハワイ出身演歌歌手 三野渉 夢追いブログ」
ここでも本人写真ばりばりで、存在感ありありありです。
しかしそのブログを読んでいると妙なことがわかってきた。彼は日本での地元はなんと現在のわたくしと同じ武蔵境だが、最近はめっきり隣の三鷹駅とさらに東の中野ばかりで演ってるそうじゃないですか。なんか生きててうれしかったのに、今度は妙に腹が立ってきた。
そこで三野わたる氏よ、お願いしたい、ぜひまた武蔵境でやってくれ!
最近は武蔵境は、弾き語り兄ちゃんと、あといつも酒飲んで座ってなんかしゃべってるおっさんはいるが、なんか物足りない。ぜひ新宿駅南口やはてまたメジャーデビューすることになっても、地元・武蔵境は忘れないでくれ。氷川きよし、そしてジェロを破るのは、あなたしかいない。
というメッセージが本人に届くかどうか別にして、お待たせしました、三野渉(わたる)氏本人がその武蔵境駅南口で「どんなときも」を歌っている貴重な映像がYou Tubeにアップされているので、ぜひご覧になってみてください。クリック!→http://www.youtube.com/watch?v=8fI-jhzlIoE
久々の学校ネタがこういう話題でいいのだろうか、と思いつつ、いやー、武蔵境の愛すべき人物ゆえについ書いてしまいました。また学校ネタ、色々書きますんで、よろしくです。
(すみません、三野わたる氏の写真持ってないので、ブログういりー通信様より拝借しました。お許しください!!)
P.S.
「きよしのズンドコ節」(by三野わたる)のYou TUbeもオススメです。 きよし、じゃなくて「○○○のズンドコ節」になってます。→http://www.youtube.com/watch?v=QRfUz89ah6Q&NR=1
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話は今年の夏ごろに遡るが、そのころ、私の通う東京神学大学のあるJR中央線&西武線の武蔵境駅前に妙な男が出没していた。
彼は、おもに白い服を着て歌っていた。
別に楽器があるわけでない。バックにCDラジカセでカラオケをかけながら、両手を広げて我々を包み込むかのように歌っていた。年は若い、20代か。
歌っていたのは、
「世界に一つだけの花」
「きよしのズンドコ節」
「どんなときも」
などだった。
そのすぐそばにハデな自作の看板がある。そこには
「ハワイ出身の三野わたる」
と書いてあった。演歌歌手とも書いてあったか?
そしてそこにはよくわからん、グルービー(表現古いか)とも、取り巻きとも、ファンクラブともようわからんオバチャンたちや、よくわからん若い感じの人もすぐそばのベンチに座って手拍子している。

「なんだ、あれは?」
ぼくは毎日そう思った。いや正確には週末土日だけだったのかもしれない。
以前からけっこう音楽にはうるさいぼくは、新宿南口&東南口のおそらく東京では最高にレベルの高いストリートミュージシャンたちを新宿を経由するたびにチェックしていたので、この我が地元・武蔵境駅南口駅前の光景は信じられなかった。
しかしある意味、それは新宿駅南口を超えていた。凄まじい光景だった。どう理解したらいいかわからない光景だった。ただし、けっこう歌はうまいのだ、彼は。
あれを見てしまうと、あの腕を広く広げる愛情あふれる姿が帰ってから学生寮の風呂に入っているときも思い出してしまう。(本記事ラストになんと実物映像URLあり!)
しかしあるときから彼を見なくなったのだ。
あれ最近おらんなあ、と思っていたら、そのうち別の弾き語りのお兄さんなんかが武蔵境駅南口で演り始めていた。
「三野わたるは一体どうしたんだ。」
陰ながらぼくは彼が心配になっていた。ハワイから来て、かんたんにブレイクすると思いきや、まったくブレイクしないので、悩んでひきこもりになってしまったんじゃないかと心配していたので、学校でも周りの席の学友たちに話しかけてみた。
「ねえ、ねえ、あの、駅前で両手広げて歌っている若いお兄さん知らない?ハワイ出身の三野わたるとかいう。最近姿見なくて心配なんだけど。」
「ああ、知ってる、知ってる。なんかオバチャンたちがよう見とるわ。」(学友A・通称おっさん)
「あのー白い服着て、演歌歌ってる人ですよねー。」(学友B・韓国人留学生女子)
我々のそんな心配をよそに三野わたるは現れなかった。
しかし先週末、ひょんなことから学生寮の風呂場で三野わたる氏の話題を出したら、貴重な情報をキャッチした。その話題を聞いていた先輩が急に語ったのだ。
「あの~、話題に入りこむようですけど、その人なら最近中野で歌ってますよ。中野サンプラザをバックに歌ってますよ。」
ナニーーーーッッッ!!!
三野わたる、生きてたーーーっっっ!!!
そうすると、それまで心配ですね~と話してたぼくともう一人の先輩は
「なんだ、ひきこもってたんじゃなくて、ブレイクしつつあったんじゃないすか!」
「そうか、だんだん東へ東へ進んでたんだね!」
とわきあいあいと語り合ってしまったのでした。ワハハ。
それから始めてネット検索してみましたら、いやー、出てくるわ出てくるわ三野わたる。ブログにもけっこう書かれてるし、ブログ記事にすると三野氏本人がコメント書きこんでるよ。いやー、ここでも存在感ありありとは。
しかも私が感動してしまったのは、本人によるブログ(今年10月スタート)もあるじゃないですか。
→ 「ハワイ出身演歌歌手 三野渉 夢追いブログ」
ここでも本人写真ばりばりで、存在感ありありありです。
しかしそのブログを読んでいると妙なことがわかってきた。彼は日本での地元はなんと現在のわたくしと同じ武蔵境だが、最近はめっきり隣の三鷹駅とさらに東の中野ばかりで演ってるそうじゃないですか。なんか生きててうれしかったのに、今度は妙に腹が立ってきた。
そこで三野わたる氏よ、お願いしたい、ぜひまた武蔵境でやってくれ!
最近は武蔵境は、弾き語り兄ちゃんと、あといつも酒飲んで座ってなんかしゃべってるおっさんはいるが、なんか物足りない。ぜひ新宿駅南口やはてまたメジャーデビューすることになっても、地元・武蔵境は忘れないでくれ。氷川きよし、そしてジェロを破るのは、あなたしかいない。
というメッセージが本人に届くかどうか別にして、お待たせしました、三野渉(わたる)氏本人がその武蔵境駅南口で「どんなときも」を歌っている貴重な映像がYou Tubeにアップされているので、ぜひご覧になってみてください。クリック!→http://www.youtube.com/watch?v=8fI-jhzlIoE
久々の学校ネタがこういう話題でいいのだろうか、と思いつつ、いやー、武蔵境の愛すべき人物ゆえについ書いてしまいました。また学校ネタ、色々書きますんで、よろしくです。
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