経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

小型振動モーターを開発したシコー社長、白木学の発想

2012-05-22 | 話題のネタ
「量産できない」から「やる」の発想

 様々な場面で、企業経営者の話をテレビで観たり、直に会って聞いたりすると必ず、印象に残る言葉が出てくる。
 先日は、全国放送のテレビ番組で有名社長を紹介するテレビ番組を観た。超小型モーターの開発・製造するシコー(東証マザーズ)社長の白木学氏が登場していた。シコーはデジカメの小型オートフォーカスモーターやパソコン用ファンモーターなどを開発しているが、最も有名なのが携帯電話のマナーモードになる「超小型振動モーター」が有名だ。その開発者で社長の話した言葉に、発想の転換とは具体的には、こうした考え方を言うのだろうと思った。
 その言葉は、試作が出来た際に「敵に見せて、これは量産ができない、といわれると、それで、やろうと考える」でした。通常、競争相手には見せないし、見せた時に否定的に言われると自信がなくなり製造を躊躇するもの。そこで決断する。これは通常とは全く逆の決断の仕方だろう。
 そのシコーの製品について語られている時、全く別の番組、別の場所で聞いた別の経営者の言葉を思い出した。その言葉は「ヒットの脇に商機あり」。ヒット商品が出ると、それに付随する商品を開発すると、ヒット商品と同時に売れる。携帯電話のストラップやカバー、デコレーション用グッズなどがそれに入るだろう。
 そうした人の言葉を記録に残してはいるが、なかなか活用できるところまでに至らない。


ガンを自然退縮で治した人の話

2012-05-21 | 話題のネタ
話のネタ
ガンを自然退縮で治した人の話


 昨年、ガンを自然退縮という方法で治した人の話を聞いたので紹介します。
 その人は、平成十八年にガンを宣告されました。その時、思い出したのがNHKの「人間は何故治るのか」という番組で言っていた『自然退縮』。ガンを告知した先生が「でも治りますよ」の一言で、自分でガンを直す決心をしたそうですーー。
 ガン細胞が発生する原因はライフスタイル、食、心の持ち方の三つの乱れです。私の当時の生活は正にこれでした。
 ガンを私は、如何に直したかと言いますと、1免疫力のアップです。免疫力は体温が一度上がると、三五%上がるといわれます。それで毎日半身浴をしました。血の巡りが大切で、ガンは、血液が滞留したところに発生します。
②玄米を食べる。逆に、牛乳などの乳製品、肉類、そして甘いものは日本人の体に悪いのです。
③ゆっくりとした呼吸。一日のなかで何分か、ゆっくり息を吸う、そして吐く。
④そして治った時のイメージトレーニングです。これが一番大切です。治った時に自分なら何をするか。そのすることを頭の中でイメージして、絶対に治して、実現するのだ、と強く心に誓うこと。
⑤朝の自分の尿も二週間くらい飲みました。自分の朝一番の尿には、体の情報がすべては言っています。この情報を脳が察知して、それを基に脳が体の各部分に指令を出すのです。常に前向きに、治ると信じて毎日、これらを続けたのです。
 すると二ヵ月で末期だったガンが消えました。絶対に治ると信じていました。
 抗がん剤は、アメリカでは一九八五年に効かないことが学会で発表され、さらに一九八八年には抗がん剤は、増ガン剤だというレポートが出ました。また放射線治療は、免疫力が落ち、ガン治療には最悪です。

なでしこジャパン 佐々木監督の方針

2012-05-18 | 愛媛の企業
話題のネタ

なでしこジャパン監督、佐々木氏の話

 先日、日本女子サッカーの監督、佐々木則夫氏が松山で講演を行った。
 その話の中で、『なでしこジャパンの指導方針』に関する話が印象に残った。選手の動き方・攻め方など場面に応じて監督が細かく決めて指導しているのだろうと、サッカーについての知識を持ち合わせていないなりに、思っていた。しかし、佐々木監督の場合、その予想が外れていた。
 佐々木監督の指導法に関する話は、こうだった。
 サッカーで大切なものは、個である選手、そしてグループ。その個が細かく修正する力。ですから、ほとんど選手主導でした。目標も選手に決めさせました。
 試合をテレビなどでみるとわかると思いますが、ボールがピッチから出た際、時折、なでしこの選手二、三人が集まって、話しているでしょ。あれは、選手同士が、こうなったときはああしよう、とか、ああなれば、こうしようとか、選手同士でコミュニケ―ションを取って、修正しているのです。
 ただ、私は、なでしこ達が北京オリンピックで四位になり、日本のサッカーでは四十年振りのベストフォーで喜んでいたとき、次のように言いました。二位になったチーム、三位になったチームは優勝をめざしていた、と。それで、彼女たちは女子ワールドカップで優勝をめざす、ということを話し合って決めたのです。そして、コーチスタッフがすることは、選手が決めた目標に向けての戦略や練習を行ったのです。監督としていえることは『成功へのプログラムはない。それに向けて準備をするだけだ』。

この話から、サッカーをやっていない聴講者に、佐々木監督は、何を言いたかったのでしょう。答は一つではないでしょう。しかし、それを考えるだけで、考えた人だけが進歩する。

日本はWiFiスポットが少ない

2012-05-15 | 愛媛の企業
日本はWiFiスポットが少ない


 携帯電話会社がスマートフォン(スマホ)の販売に力を入れているようだが、利用者にとっては今一つ便利さを実感できないでいる。
 米国・シアトルに旅行で行った際には、スターバックスやシアトルカフェなどのカフェだけでなく、街のなかの公園、モールに行くと必ずスマホでネットが利用できる。ちょっとネットで調べたいと思いついた時、とても便利だと思った。
 さらに便利なのは、グーグルが無料で提供しているメールソフト、Gメールを使えば、簡単に知人と連絡が取れる。
 仮に日本の携帯電話をアメリカに持って行き、携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンク)の電話やメールを使用すれば、一日当たり数千円になることがある。これでは帰国後に請求される料金が怖い。
 これをGメールで知人とやり取りすれば、電話を利用できないから急ぎの場合は不便だが、最低限に互いの連絡だけはできる。
 旅行会社の人が言っていたのだが、こうして無料でメールが利用できることから、アメリカに一週間程度の旅行に行ったり、短期留学する場合には、電話の機能を停止してネットが利用できる状態にし、アメリカ国内では専らネットとGメールを利用する大学生が増えているのだそうな。
 東京都内を含めて日本国内ではWiFIスポットが少ないから、アメリカから来日したスマホの利用者は、さぞかし不便さを感じていることだろう。

日本人の一日当たりの摂取カロリー

2012-05-14 | 愛媛の企業
話題のネタ

日本人は食事をもっと多く摂るべきだ

 メタボリック症候群にならないようにと摂取カロリーを抑えようという傾向が日本中に広がっているなかで「日本人は摂取カロリー不足。もっと食べるべきだ」という主張に出くわした。それは「国の勢いにもかんれんしているのでは」ということだった。
 その食に関係する経営者の話は、一つの厚労省が発表するデータに基づいていたもので、その主張は次の内容だった。
 そのデータは、日本人の一日当たりの平均摂取カロリーは一九七一年の約二千三百㌔カロリーをピークに年々減少。二〇〇〇年には一千九百四十八㌔カロリー。
 さらに二〇〇四年には一千九㌔カロリーにまで下がった。(ただし男性の肥満者の割合は全ての年代で年々増加している。女性は減少傾向)。
 これに対して、中国や韓国の平均摂取カロリーは三千㌔カロリー。アジアのなかで比較すると、中国と韓国がとても多い。
 「しかしながら、中国人と韓国人が太っている、というイメージはない。私たち日本人からみると、むしろ活動的で、精力的に見える。さらに、その摂取カロリーの多さが、そのまま国の勢いにもなっている感じがする。一日の摂取カロリーを気にするのではなく、体を動かすこと。もっと摂取して、活発に活動して、国全体に躍動感を付けることが大切なのでは」。