経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

出回り始める不動産は『買い』なのか

2013-03-24 | 話題のネタ
出回り始める不動産は『買い』なのか

 今年の景気の見通しについては、「総選挙で政権が交代して株価が上がっていますが、よく考えてください。自民党政権は未だ、何もしていないのですよ。そう考えると現在の株価上昇は実態を反映していない。おかしくないですか」と危惧する声を聞いたりします。また、一方で「公共投資が増えるため全体的には景気は良くなるのではないでしょうか」という見方もあります。
 ただ、中小企業金融円滑化法の期限を三月末に迎えることから、倒産する企業が増えるのではないかと予想。すると、県内の不動産流通市場が、今まで以上に物件が出回り買い手にとっては良いのではないかと考えるのだが、そうでもないようだ。
 次のような見方をしている経営者がいた。
 不動産を持っていた企業が倒産すると、所有していた不動産が売りに出されるでしょうね。出るには出るでしょうが、それは、優良物件はなかなかでないでしょうね。なぜなら、仮に、テナントビルのオーナー企業が倒産したとします。なぜ、そこが倒産するかというと、入居企業がなく、入居率が悪いからでしょ。そんなテナントビルは、買い手はいないですよ。少しでも入居企業があれば、それが購入後の支払いの一つのベースになるから、良いという考え方がありますが、逆に、入居企業がいるから、改装しにくいということがあります。勝山通りの地元銀行本店の前の青木ビルですが、オーナーが代わりましたよね。あれ、私だったら買わないです。


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