まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

風の電話ボックスに寄せて。

2017-03-13 08:46:54 | 生活

 

3月11日。

15時 会社にメールを送りました。

○○○○(私の名前ね) 無事です。

 

あの震災から 毎年 無事確認メールを実施している

配達の女の子が

~忘れちゃうんで 送信予約しちゃったぁ~ と言ってたけど

災害は 送信予約なんてできないのだよ。 ・・・ほんとは そんなことを心で思ったけど 実際 当日

ショッピングモールを歩いていて

アナウンスで 「黙とうしてください~」と入ったときに 立ち止まり 黙とう

そのあとに 

会社に 慌ててメールしたのだから その配達さんと 同じなんだよね。

 

6年前のこの日。

 

私はkouの卒業式で

夫婦そろって列席していて その地震は 普段の地震とは違って 尋常じゃないことを漂わせていた

講堂の天井の大きなライトが グラングランと揺れて

kouが生徒会だったものだから 壇上にいて

同じ 仲間と マイクで

「落ち着いてください 椅子の下に頭を入れて守ってください」とか 一生懸命声を張り上げていた

あの時

東北では あの すさまじい状況が起こっていたんだ

今も 思い出すと 恐ろしい

 

土曜日 

震災のドキュメントがたくさんやっていたけれど

この 風の電話ボックス の話題になったら 見ているだけで ひとり 号泣してしまった

 

突然

奪われた 大事な人

愛する人 

あっという間にさらわれて 今は 声をかけることもできない

震災後 建てられたこの電話ボックスは 

風の電話ボックスと名付けられて 残された家族が

震災で亡くなった 家族 友達へ 風にのせて 心のメッセージを送れる ・・というか 話す ものになってるらしい。

 

ドキュメンタリーで その映像には

若い女の子が

亡くなった お父さんに向けて

なんで 逃げなかったん? なんで 家に戻ったの?って

また

ご高齢のお母さんが

娘さんに向けて

なんで 私が残ったんだろう まだまだしたいことが ○○ちゃんのほうがあったのに。。って泣いている姿を見て

私は めちゃくちゃ 泣いてしまった

本当だよね

あいたいよね。 声が聴きたいよねって。

 

 

3月12日 翌日。 

私の母の誕生日だった

この震災の起きた 2011年 1月 急逝してしまったのだけど

 

いきなり

大事な人が 次の日からいない

それを受け入れるのは

本当につらい

今でも

母に 父に 会いたいもん。声が聴きたい。

 

風にのせて

思いが届くといい

震災の日 残された方々が懸命に生きている姿

忘れちゃう 流されていく 私たち。

 

震災の復興がまだまだ ままならない 現状に驚いた

毎日のように ニュースを独占してる

くだらない なんとか理事長が退任うんぬん ほかにやることがあるだろう。

 

 

来週 お彼岸なので

深川に行って お墓を大掃除してきました

そのあと 日本橋を散歩したら

もう 桃の花が満開だったよ

 

さりげない毎日

大事な人が

そばにいる

そんなあたりまえなことが ものすごく 奇跡の上に成り立っていることに

感謝しなきゃね。

 

月曜日 今週も がんばろうね♪