まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

あだ名の記憶

2011-12-16 21:09:29 | 生活

 

昨日また深川に行き 

父と来年 年明けすぐに来る 母の一周忌の準備をしてきたのだけど

その時

ちょっと 思いがけない再会 があったの。

それは 一周忌の法要の準備で 本堂に生ける供花を頼みに お寺近く出来た

新しいお花屋さんに立ち寄ったんだけど・・

 

すみません。 

来年はいつからやってます?。 一周忌の お花をたのみたいんですけど・・ って

お店の奥に声をかけた。

・・いらっしゃい。 あっはい。 大丈夫ですよ。 いつですか・・?

そういって

お店の中から 同じくらいの年代の(笑)男性が 現れた

ちょっと おひげが生えてて エプロンが似合う優しそうな ほんと お花屋さんって感じ(ドンナ?(笑))の人で

どこか その横顔が 

遠い記憶にヒットした・・ 

でも まだ私も いつもと同じように 

じゃ、 そこの○○院で 午後からやるので  1月8日 届けてくれますか・・。 

○○と申します。(父の名前・・当たり前だけど 私の旧姓ね) って言ったら

急に その人が 

私の 昔々のあだ名で 呼んだ(笑)

・・・

Kittko ? ・・・Kittkoだよね??

そのあだ名は 私の苗字の一番上と 名前の一番下で構成された いとも簡単な呼び名で

男女ともこの呼び名で私は呼ばれていたのだけど

それは 小学校の時だけ ほんのすこしの期間のあだ名だった。

もう何十年とそのあだ名を耳にしたことはなくて 自分でも 忘れていたほどだったから

呼ばれた時

それは 新鮮で 甘酸っぱいような 

なんだか ものすごく 不思議な感覚だった(笑)

あは・・・うん。 そのあだ名・・覚えてくれてるんだぁ・?

絶対 気が付かないかと・・・忘れていると 思いました・・

って なんだか妙にかしこまって

恥ずかしくて その彼の目を見ずに言ったら

うん?・・・忘れてないよ。 はは。 Kittkoこそ僕を覚えてなかったでしょう って。

ほんとは 

顔を見てすぐに分かった  あれ?って 

もしかして あの人かな・・?って

でも 私の方が 忘れてるふりをしてたのかもしれない・・

お母さん 亡くなられたんだね。 大変だったね・・・ お花 何色にしようか?

なんだか 懐かしすぎて 顔がよく見れなくて

母の好きな・・

紫と白と 薄いピンク いっぱいでお願いします ・・って ちゃんと頼んだら

わかりました。 ちゃんと本堂にお届けします。  お代はその日 いつでも届けに来てください。

・・はい、ありがとう。 じゃ、当日また来ます。

最後に

お店を出る時 やっとこ  彼の顔をしっかり見てみた。

彼は 愛想のある笑顔で にっこり笑っていた。

新しいお店 出したんだなぁ・・

何十年かぶりの思いがけない再会だったけど

母がくれた いたずらかもって(笑)  想い出して甘酸っぱいって きっと嬉しい再会だったから。

 

でも 同級生っていうのは 

ずっと逢ってなくても あだ名一つで

昔の自分に 戻してしまうものなのですね。

 

眠っていた ずっとずっと前の 私

 

その日は 小学生のころの自分も想い出させてくれた

和裁が好きな母が 着物を着て 授業参観に来てくれて なんだか自慢げだったこととか(笑)

今年の初め 

母が急逝した時は  今年はどんなに悲しい年になってしまったかと ほんとのところ 思っていたけど

そのあと 母がくれた 沢山のプレゼントは (kouが第一志望の大学に合格したこと 主人がマラソン完走したこと・・)

私に充分元気をくれた。

父も 少しずつ 笑顔が増えてきたしね。

ここの友達の励ましもリアルな友達も 支えてくれて ありがとう。

 

ちっちゃなころの あだな・・みんなは覚えてる? 

そうそう 私 もうひとつ 

小学校の時 はんぺんってあだ名があったのよ(笑) 絶対いやだ。あはは~誰、つけたのぉ。

ほっぺがふにゃふにゃだったらしい。  

ちょっと 郷愁。  懐かしい想い出なのでありました。