株式会社KDM建築設計室の(自称)IT建築設計士が、日々建築関係の情報や、IT関連の活用をつらつらと書き連ねていきます。
KDMな日常
中古の建物を購入する時に、確認しておいてほしい事。
例えば、中古物件を購入する場合に、必ず確認して頂きたい書類があります。
『建築確認申請書』&『確認済証』に、『検査済証』です。
この3点があれば、その建物はとりあえず新築時に法律にのっとった審査と検査を受けております。
図面も付いてるので、もしその内容と現在の建物の内容が違う場合は、何かしらの改造工事があったという事です。
検査済証が無い場合は、最後の検査を受けてないという事で、法律に適合してない可能性もあります。
設計士が見ればすぐ分かるので、信頼できる建築士に相談しましょう!
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確認申請の概要書の閲覧方法 大阪市版
確認申請には、概要書という書類があります。
その名の通り、その建物の大まかな配置や、建築主や設計主、施工者の内容が記載されております。
そして、過去の概要書は誰でも閲覧することができます。
大阪市の場合、建築指導課に過去の年代ごとの地図が備え付けており、それを見て確認番号と年代を確認し、備え付けの書類に記入して窓口に持って行って、調べてもらいます。
また、最近の物件ならば、場所の分かる地図を持っていったら、調べてくれます。
配置図と道路関係は図で表示されているので、隣近所で設計する場合に非常に参考になります。
もし、建物を調べたいという事があれば、まず概要書の確認をオススメします。
ちなみに、設計士に言えば、簡単に調べてもらえますよ~。
ただし、概要書や確認申請という制度以前の建物には、当然ながらありません。
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