思いつくままに・・・

写真が趣味の女性がお気に入りの写真と一緒に感じたことを綴ります。

美月あきこ「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」(祥伝社)

2010年02月22日 | 
飛行機嫌いの私がこの本を読んで、無性に飛行機に乗りたくなった
元キャビンアテンダントの著者が、ファーストクラスという尋常でない値段の座席を予約する金持ちたち(ほとんどがビジネスエリート)の機内での様子から学べることを書いた本だ。
最近は情報通信機器が発達したため、どこででも仕事ができる環境が喜ばれるが、ファーストクラスに乗る人たちは、機内で仕事をしたいためにファーストクラスを予約するのではなく、他の座席とは違い、プライベートが確保された空間で、くつろいだり、休んだり、同じファーストクラスの乗客達との交流を楽しんだりして空の旅を楽しむためにファーストクラスに乗るのだという事実に驚いた
ファーストクラスの座席は、他のクラスの座席に比べて、何倍も値段が高いが、ビジネスエリートたちは価値があると思うことに大金を払うことをいとわないのだそうだ。
ビジネスエリートやキャビンアテンダントの身のこなしから様々なことを学べたり、高級ホテル並みの料理や精錬されたサービスを受けることができるなど、地上では体験できないことが飛行機のなかでは体験できる。
飛行機に乗ることは、ただ目的地に行くための手段だけではなく、機内で教養を磨くこともできる。
いつかファーストクラスに乗って、飛行機の中で自分を磨きながら快適な空の旅を楽しんでみたいものだ