ギタリストのプレースタイルを形容する場合、情熱--、早引き--、泣きの--等の冠があるが、この人にはどんな表現の仕方をしてもそれだけではすまない存在であることは確かだ。 客に媚びずに、熱く自分の曲を熱唱するスタイルは、完璧なまでに見ているものを魅了してしまっている。 どこかの雑誌で「命がけでギターをプレイしているギタリスト」と書いていたが、それ以外の何者でもないと思えてしまう”強烈な個性”を持ったギタリストだ。 ギターを長年趣味としていながら、なぜこんなすばらしいプレーヤーを知らずにいたのかとても不思議に感じている。 まず、これほど熱いギタリストを見たことがない。 さらに、そのルックスといい、比較の対象が見つからないほどのギターテクニックといい、文面からも想像できるとおり、私は完璧にスティービーレイボーンに夢中になってしまっている。 それもこれも、ストラトを久しぶりに持ってみて、ブルースに興味を持ち始めたこともきっかけのひとつではあるが、なにか、探していた宝物がようやく見つかったような気がしている(興奮度-最高潮!) ”Pride And Joy”えらくカッコいいぞ!
