良いお天気が続いています
あちこちで 火災が起こり 多くの命が失われていると聞くと
少しは 雨が降った方がいいのに と考えるのは私ばかりではないと思います
どうぞ雨が降りますように とお祈りしたら 困る人がいるでしょうか
さて いま 仕事の合間を縫って
小学生のころに読んだ 若草物語 を読んでいます
意味はありません
実は 本屋で物色中に 第三若草物語 と 第四若草物語 を見つけたのです
第三、第四があったことを知らなかったので購入してみました
読み始め 第2はどんなだったっけと考え 思い出せず
遂に 初めの一冊から購入し 読み始めたというわけです
いまは 4巻目をよんでいるところです
読み返して 小学校 中学校時代の自分の気持ちを思い出しました
小学校2年生のとき 両親が離婚し
母が働いていたので 4~5年生の時には 一定の家事をするようになりました
川での洗濯 水汲み ご飯を炊くこと 兄弟の面倒を見ること などです
この仕事がとてもいやで 辛いと思っていました
何で私が 長女って損 もっとおお金持ちの家になぜ生まれなかったか
いつも思っていました
そうしたときに これらの本を読むと
本の中の子どもたちが 両親を助けて仕事を分け合って頑張っているんです
そのことに感動し わたしもがんばろう と思えたのです
なかでも エレナ・ポーターの『スー姉さん』 という本は
総領娘が 歌手になりたいという自分の夢を諦め 妹達を育て 成人させ 良い人と結婚させ
その後 自分も幸せをつかむ という物語でしたが
自分も そのお姉さんのようになりたいと思ったものでした
もちろん そのようにはなれなかったのですが
それでも どんなに貧しくても 自分を貶めることだけはしまい
どんなときも堂々と生きたい という思いはこれらの本から学びました
私が 本というものを初めに手に入れたのが
母が 買ってくれた ピノッキオ でした
その本で 魅力に取り付かれて以来
当時の少年少女文学全集は殆ど読みました
学校図書館の本を片っ端から読み漁りました
一人の作家を次々に読むのが私の読み方で
それは今でも変わりません
もちろん漫画も大好きでした
思えば推理小説の読み始めは アルセーヌルパンです
男の子達と先を争うように読んでいました
いまでも バッグの中には何かしら本が入っています
喫茶店で コーヒー片手に本を読むのがストレスの解消です
電車には 本を持たずに乗ったことはありません
本は 生涯の 大親友です