今読んでいる本

2009-01-13 12:10:03 | Weblog
今 五木寛之さんの 人間の覚悟 という本を読んでいます

曰く 覚悟を決めなければならない という
諦める 覚悟 だと言うのです
諦める
続けて 曰く
諦める とは 投げ出す ことではなく
事実を真正面から受け止める ことだと言うのです

この出だしを読んで 引き込まれた

現実を 見て 投げ出すのでなく
見極めて どう 行動するかが 大事だと言うのです

本文では
時代を見すえる
人生は憂鬱である
下山の哲学を持つ
等等
最終章の 人間の覚悟 まで
含蓄 と言っていいか分からないけど
今後の 日本社会の行方を 私達が どのようにとらえるかについて
五木寛之さんの哲学で 覚悟を語っておられます

もちろん 五木寛之さんは
ご自身の哲学や覚悟を 押し付けるつもりがおありにならないことは はっきりしています

でも こんな見かたもありますよ
あなたがた自身は どんな 覚悟を持って 進みますか と 語っておられるのではないか と
言うのが 感想です

無保険の子233人に 保険証は届いたか

2009-01-10 23:35:01 | 政治
すでにお知らせしたかもしれませんが
わが東村山市にも 昨年暮世間を騒がせた 無保険の子どもたちが233人いたという話

国民健康保険税が払えなくて滞納している世帯には
その滞納期間に応じ 短期保険証が交付されます
6ヶ月有効 3ヶ月有効 というもので
この短期保険証は 窓口の負担は 3割でよいのですが

滞納が何年にもなり長期化し 窓口に相談にも訪れない世帯には
保険証の変わりに資格証が発行されます
この資格証は 病院の窓口で 医療費を全額自費で払う事になっています
従って 資格証の人は 事実上お医者さんに掛かれません

厚生労働省が昨年発表した無保険の子3万人というのは
この資格証の発行された世帯の子どもの数をカウントしたもので
東村山市は こうした無保険の子どもはいないと言ってきました

ところが 12月議会の『国保税値上げ』の議案審査の保延議員(共産党)の質疑で
実際には 短期保険証の世帯で 
市役所の窓口に 保険証を受け取りに来ていない世帯が600世帯を超えており
その中に 233人の中学生以下のお子さんが含まれていることが明らかになりました

その質疑で 子どもに 滞納の責任は無いことを指摘し
直ちに 保険証を子どもには発行することを求め 東村山市も実施すると約束していました

ところが 5日に確認したらまだ発行していないという返事
そして 今月中に発送しますという

保険証を持たないお子さんで 暮に病気になり 
お医者さんにも掛かれないで苦しんだお子さんはいなかったのか
インフルエンザも流行っている時に 後20日間も保険証が手元に無い状態で
子どもの命を失うことになったらどうするのか

こんな大事なことを なぜ 直に実行できないのか
一体 東村山市の行政はどこを向いているのかと 本当に腹立たしくなりました
この保険証の 12月中発送を 止めたのはだれか
なぜ 止めたのか

そもそも 12月発送は 全く予定には無かったのか
その必要があるとおもわなかったのか
理解に苦しみます
この、仕事初めからの一週間 このことを考えるたびに怒りが増します

いま 若草物語 再読しています

2009-01-08 12:51:58 | 今読んでいる本
良いお天気が続いています
あちこちで 火災が起こり 多くの命が失われていると聞くと
少しは 雨が降った方がいいのに と考えるのは私ばかりではないと思います
どうぞ雨が降りますように とお祈りしたら 困る人がいるでしょうか

さて いま 仕事の合間を縫って
小学生のころに読んだ 若草物語 を読んでいます
意味はありません

実は 本屋で物色中に 第三若草物語 と 第四若草物語 を見つけたのです
第三、第四があったことを知らなかったので購入してみました
読み始め 第2はどんなだったっけと考え 思い出せず
遂に 初めの一冊から購入し 読み始めたというわけです
いまは 4巻目をよんでいるところです

読み返して 小学校 中学校時代の自分の気持ちを思い出しました

小学校2年生のとき 両親が離婚し
母が働いていたので 4~5年生の時には 一定の家事をするようになりました
川での洗濯 水汲み ご飯を炊くこと 兄弟の面倒を見ること などです
この仕事がとてもいやで 辛いと思っていました
何で私が 長女って損 もっとおお金持ちの家になぜ生まれなかったか
いつも思っていました

そうしたときに これらの本を読むと
本の中の子どもたちが 両親を助けて仕事を分け合って頑張っているんです
そのことに感動し わたしもがんばろう と思えたのです

なかでも エレナ・ポーターの『スー姉さん』 という本は
総領娘が 歌手になりたいという自分の夢を諦め 妹達を育て 成人させ 良い人と結婚させ
その後 自分も幸せをつかむ という物語でしたが
自分も そのお姉さんのようになりたいと思ったものでした

もちろん そのようにはなれなかったのですが
それでも どんなに貧しくても 自分を貶めることだけはしまい
どんなときも堂々と生きたい という思いはこれらの本から学びました

私が 本というものを初めに手に入れたのが
母が 買ってくれた ピノッキオ でした
その本で 魅力に取り付かれて以来
当時の少年少女文学全集は殆ど読みました
学校図書館の本を片っ端から読み漁りました

一人の作家を次々に読むのが私の読み方で
それは今でも変わりません
もちろん漫画も大好きでした

思えば推理小説の読み始めは アルセーヌルパンです
男の子達と先を争うように読んでいました

いまでも バッグの中には何かしら本が入っています
喫茶店で コーヒー片手に本を読むのがストレスの解消です
電車には 本を持たずに乗ったことはありません
本は 生涯の 大親友です 

近所で火事がありました

2009-01-07 10:49:11 | 話題

私は東大和市との境に住んでいますが
昨日早朝 近所の ひかり商店街で火災がありました
4時ごろというのですが 私は 全く気付かず
夕方になって 娘達から聞かされ ビックリ
小学生のお嬢さんが犠牲になられ ご両親 ご家族の思いを想像すると言葉もありません


放火らしいというのですが
廃業した店舗から火が出たという話もあり
現在調査中ということで 夕べは まだロープを張った警戒線の前で
警察官が 立ち番をしていました


私自身も 火災で焼け出された経験を持っています
小学校入学直前の 12月 年も押し迫った29日
私の実家があった 近くの市場、個人の店舗から出火
父達は その消火に行っていましたが 消火することが出来ず
その後、町の半分以上を焼く火災になったのです


家財道具は殆ど持ち出せず
母が作ってくれた 雛人形も 端午の節句に飾る 金太郎さんの人形も
みんな焼けてしまいました


初めは母方の祖母の家に避難したものの そこも焼けて
結果として 小学校に避難し 数日過ごしました
全国からの 救援物資 毛布などの支給で 年明けを迎えたことを思い出しました


火災は 単に 財産を失うだけではなくて
その被災者の いろんな意味での人生も 困難にしたり 失わせることもあります
私の人生も 変わりました


今朝 東大和市の区域内を 自宅の周りに 燃えやすい物を置かないように
火災を防ぎましょうと 消防ボランティアの方々が 呼びかけておられました 


私自身も家の周りを整理しておきましょう


意欲を持って働いていた人を止めさせたのが今の政治です

2009-01-06 09:49:03 | 政治
昨日1月5日 第一月曜日
定例の東村山駅西口の駅頭宣伝の日でした
尾崎あや子さんと一緒に 報告に立ちました
私の市政報告と 尾崎さんの活動報告のニュースを合せて配布させて頂きました

議員は 選挙区の皆さんに年賀状を書くことは禁じられているために
私自身の ニュースにも 新年のご挨拶は書けません

従って、いつものニュースなのですが
それでも、今年は とても おめでとう などと言っていられない気分で
派遣村のことを話したり
政治を変えようと 尾崎さんと二人で 交互に話させていただきました

それにしても、先日の 総務省の仕事始めの政務官の発言

夕べ夫が 同じようなことを帰って来るなり言っていまして
なんと言う役人だと まず腹を立て
その上で、今日の朝刊各紙(もちろん赤旗も)の報道を見て
改めて 怒りを感じました

意欲を持って働いていた人々が首を切られ
引き続き働かせてくれという 要求も 拒否され 
住む場所も追い出され
新たな職を探そうにも 住む場所が無ければ 雇って貰えない
だから 
なんとか働く場所を見つけたいと派遣村にたどり着いた人々

本当ならこんな事態を引き起こさないために
政府が既に取組みをしていなければならなかったのに
その任も果たさず 年を越させてしまった
その責任を負うべき 政府高官が
苦しんでいる人々を侮辱する発言を 年頭の挨拶で言うなど
この国の政治が 長年の 自民党 連立を組む 公明党などの行う政治が
いかに国民に根ざしていないかの表れだと 腹立たしい想いです

やっぱり こんな政治は 中身から変えなければなりませんよね

4万2845円の募金 ありがとうございました

2009-01-04 14:58:09 | Weblog

1月2日 午前中 久米川駅(東村山市内西武新宿線)で
共産党東村山市議団と地域の方々と一緒に
日比谷公園に設置されている 年越派遣村 への支援募金のお願いをさせて頂きました

日差しが暖かく 約2時間の行動中 凍えることなく とても助かりました

 年越派遣村については 新聞やテレビなどで報道されたのでご存知の方が多いと思います
この寒空に 資本の利益優先の考えの犠牲になり
突如 放り出された方々の 心まで凍えさせるような仕打ちに
多くの国民が怒ったと思います

その方々の支援のための年越派遣村には 考えられないような大勢の方々がこられ
ついに 厚生労働省も その講堂を提供したとか
本当なら 日本共産党の志位和夫委員長が国会でも要求したように
まず 政府が この人々を路頭に迷わせることを止めさせるための
企業への指導を行うべきだったと思うのですが
しかし テレビ討論会などで ヤルヤル と公言したもののついに何も行われず
結果として 多くの人々が 住居も失うことになったのです

こうしたことを 話しながら 募金のお願いをさせて頂きました

じっと 西友(スーパーマーケット)の近くで 佇み 聞いておられたご婦人が
募金箱に寄ってこられ 募金をしてくださいました

また 若いお嬢さんが サイフのありったけの小銭を 募金箱に入れながら
  私も派遣で働いているんです 毎日違うところに生かされて大変なんです
と 話していかれました

このお嬢さんは 募金の行動が終わるころ またやって来て
派遣村で足りないものは何でしょう
何かを届けたいと思うのですが 見当が付かなくて どうしたらよいでしょう

と 聞いてきました

私たちは  あいにく 連絡先を手元に持っていなかったため
インターネットで 連絡先を調べては・・・と言うと

分かりました 調べて 何か届けようと思います
と 帰っていきました

また、中学生や高校生に見える男子生徒や女子生徒
お母さんやお父さんにお金を持たされて募金をしてくれる小さな子どもたち
高齢者の皆さんも、困った時はお互い様だよな と 
ご自身の生活もきっと大変だろうと思われるのに募金をしてくださいました

政治が何もしないなら せめて 国民同士 相身互い(身)で助け合おう
という気持ちが示されたと とても嬉しく思いました

寄せられた募金は 4万2845円 でした

このお金は 翌3日 山口議員が現地へ届けてくれました

ご協力いただいたみなさん 本当に 本当に ありがとうございました 


今年こそ政治の中身をご一緒に変えましょう

2009-01-01 17:48:43 | 政治

頌 春

 新しい年が始まりました
今年こそは、一人一人が大切にされ 
働くこと 住めること 食べられること 育てられること 学ぶこと 生きること
が 保障される そんな政治に変えることが出来るようにしたいですね~

 さて、年賀状が届きました 
日頃中々会えない 家族 親戚 友人からの懐かしい便り
思わず ア 元気だったんだ~などと 声に出して言いながら
家族に 誰のこと と問われながら 見ている


今年90歳になります との年賀状は
議員になる以前に働いていた女性団体の大先輩からである
昨年暮、他の先輩を見送っただけに 感慨は一入である
    ひとしお:読み方知ってました?私は知らなかった

ところが その私は これから年賀状を書くのである 
理由は無い 
年が明けて やっと 落ち着いて どうしようか と
考えるゆとりが出て来るからである

今日 日付が変わって 娘達が メールを送れないと言っていた時
私のメール着信が鳴った
高校時代の友人からである
おめでとう の メール やはり お正月の準備をしながら
それでも 送ってくれたのだろう
娘に教えてもらって イラスト入りのメールで返信した

話は変わるが 昨年 田舎の母から
親戚の 男の子が 郵便局の配達のバイトをしているが
年賀状の販売割当を受けた 1000枚だが
買ってくれないかというのである 200枚購入した

実は この問題の認識の初めは
夫が 新宿の金券ショップで年賀状が一枚45円で売られていた
といった時である へ~ と聞き流した 
次に 東村山市内で 友人達が 郵便局で働いている人が
年賀状の乗るまで困っているから その人を介して購入したのよといっているのを耳にした
その手の話が横行していた

そして 今日配達された年賀状の郵便局の挨拶状にも
1月1日から 年賀状を販売しています というお知らせもあった

これが 小泉構造改革 郵政民営化の結果であることは言うまでも無い
との感を強くした
その郵政民営化で 結局 葉書の売り上げにノルマを課す
それも 正社員でない人にまで
挙句には 年賀状の差し出し期間が終わった 今も

金券ショップの葉書は なぜ 45円なのだろう
結局 ノルマを達成するために 自ら 大量に購入し 
損をしても 一定の現金が返ってくればと 安くで売り渡したのだろうか
その人は 一体幾らの自腹を切ったのだろう

これは事実上の現物給付ではないだろうか
首になるかもしれない との無言の脅迫が掛けられているのではないだろうか
そんな働かされ方は 本来 法律で無くしたはずではなかったか

生産調整の道具に 労働者が使われる
初期の資本主義で横行したやり方が 世界第2位の経済力を持つといわれた
現代の日本で横行しているのである

働く人々の 誇りを粉みじんに砕いてしまう
そんな 働かされ方は 政治の中身を変えなければなくならない
痛感するこの頃である