無保険の子233人に 保険証は届いたか

2009-01-10 23:35:01 | 政治
すでにお知らせしたかもしれませんが
わが東村山市にも 昨年暮世間を騒がせた 無保険の子どもたちが233人いたという話

国民健康保険税が払えなくて滞納している世帯には
その滞納期間に応じ 短期保険証が交付されます
6ヶ月有効 3ヶ月有効 というもので
この短期保険証は 窓口の負担は 3割でよいのですが

滞納が何年にもなり長期化し 窓口に相談にも訪れない世帯には
保険証の変わりに資格証が発行されます
この資格証は 病院の窓口で 医療費を全額自費で払う事になっています
従って 資格証の人は 事実上お医者さんに掛かれません

厚生労働省が昨年発表した無保険の子3万人というのは
この資格証の発行された世帯の子どもの数をカウントしたもので
東村山市は こうした無保険の子どもはいないと言ってきました

ところが 12月議会の『国保税値上げ』の議案審査の保延議員(共産党)の質疑で
実際には 短期保険証の世帯で 
市役所の窓口に 保険証を受け取りに来ていない世帯が600世帯を超えており
その中に 233人の中学生以下のお子さんが含まれていることが明らかになりました

その質疑で 子どもに 滞納の責任は無いことを指摘し
直ちに 保険証を子どもには発行することを求め 東村山市も実施すると約束していました

ところが 5日に確認したらまだ発行していないという返事
そして 今月中に発送しますという

保険証を持たないお子さんで 暮に病気になり 
お医者さんにも掛かれないで苦しんだお子さんはいなかったのか
インフルエンザも流行っている時に 後20日間も保険証が手元に無い状態で
子どもの命を失うことになったらどうするのか

こんな大事なことを なぜ 直に実行できないのか
一体 東村山市の行政はどこを向いているのかと 本当に腹立たしくなりました
この保険証の 12月中発送を 止めたのはだれか
なぜ 止めたのか

そもそも 12月発送は 全く予定には無かったのか
その必要があるとおもわなかったのか
理解に苦しみます
この、仕事初めからの一週間 このことを考えるたびに怒りが増します