ごみ見聞録臨時号批判③ランニングコストはついに明かされず

2012-09-04 15:35:47 | 秋水園リサイクルセンター
批判すべき3点目は

費用のことである。

建設予定額などが掲載されており、
国の補助金もあるから東村山市のお金の持ち出しは少ないかのような記述でもある。

しかし、議会で繰り返し指摘し、要求してきた
ランニングコストはついに明かされることなく
施設建設に突っ走るのである。

施設を作れば運営費が掛かる。
毎年確実の支出される運営費、
つまりランニングコストがどうなるかは今後の市政運営と財政計画に大きな影響を及ぼすのであって
これも含めて議論されるべきなのは言うまでもない。

この3年間、リサイクルセンター問題を議論するあらゆる場面で、
人件費や危機のメンテナンスの費用、光熱水費を明らかにするよう
要求がされてきた。

しかし、議会でもついに明らかにされることはなかった。

本当に必要なこうした情報は
「まだわからない」
「施設の中身が決定しなければ計算できない」
と答えを避け続けてきたのである。

従って、本来なら、
たとえ施設計画が完成しても 
ランニングコストの如何によっては、
施設建設の再検討、計画廃止の選択があってしかるべきである。

つまり、費用の面で詳細な検討はまだされておらず
市民に本当に必要な情報の開示もされず
建設ありきのごみ見聞録の内容は不誠実である。

この段階での施設建設決定は、
まさに 時期尚早なのである

《まだまだ続く》

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。