島尻地区( & 野原地区)と言えば,来訪神の伝統行事
パーントゥ。秋田県男鹿市のナマハゲの宮古島版と言った
方がわかりやすいかも。
2018年,国内10件とともにユネスコ無形文化遺産へ登録。
昨日の海岸からの帰路,やはり島尻漁港のすぐ近くに
そのパーントゥに縁のあるンマリガー(生まれ泉)に寄った。
※ガーは 湧水,井戸,泉,川などのこと。
私自身の初記事は6年前で,この時は何にも知らず
Web内の紹介記事なども見ていなかったのか,ただ
地域の人たちの拝所だろうと記していただけ。
その後も2,3度は訪れてはいたけども。
パーントゥは全身を泥で塗りたくって,仮面を持って
練り歩くのだが,その泥の由来と3神の登場場所がこの
ンマリガーと知り,今は行事的なものは何もないだろうと
思ったのだが確認に。
前回寄った時も草が覆っていた記憶があるが,今回も
歩道には雑草が目立ち,ガー(貯水池)も水路も水草が
覆っていた。
パーントゥ行事は旧暦9月上旬なので,その直後辺りに
訪れるとまた本来の状態が見られるのでは。
このンマリガーの水はかつては産湯にも用いられていた
こともある聖水。
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[ンマリガー(生まれ泉)]
島尻集落入り口 色も褪せてきたね
ンマリガー降り口
降りるのは左側と正面 正面裏側から
まず左側へ 行き当たりに祭壇
その右にガー① 泥の出所? 水草・落ち葉もだいぶ溜まって
正面を降りる 降りて,歩道と水路
ガー② さらに先には階段 道路に通じていた
今日の訪問地
今日の夕日はまん丸だった 日の入 18:07
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