遠目に枯れ茎先端近くに緑と白の何かを発見。
葉も花もありえないしと近寄ったら緑はハラビロカマキリ,
白は産卵中の卵鞘だった。
飼育したことは無いから目の前でしかも自然の産卵中を
見るのは初めて。
さらに驚いたのは,日ごろ見つけるカマキリの卵鞘は
薄~濃褐色だったので,産みたてはこんなに白いのかと。
枝葉陰がいいのに,こんなに目立っちゃイソヒヨドリに
食われるだろうにと思っていたが,無事産卵終了の様子。
産卵後暫くはその場に止まっていたが,次に見た時は
いなかった。
さて,カマキリ生活史について,一般には秋に産卵,
冬を前に一生を終え,卵で越冬した次世代は春に孵化,
夏に成虫になると記されている。
しかし,昨年もこの時期にやはりハラビロカマキリの
産卵直後と思しきを見ている。
参:「おお! 産卵してた」(2020.05.22)
なので,宮古島・本種 に限るならば「初夏に産卵は
普通にあり」なのではなかろうか。多分,秋にも産卵。
冬でも頑張れば餌にありつけるし,複数回の産卵もあり
なのではと思う。
時々「人生初」に遭遇するよ。
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[ハラビロカマキリは産卵中]
06:31 06:31
06:32 06:33
06:34 反対側から 08:10 緑っぽく発色
09:00 09:02 茶系も発色
10:24 10:24 まだ闘争心あり
11:44 いなくなっていた 14:42 若干濃くなったか