宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

ドイツ皇帝博愛記念碑

2014年04月29日 | 史跡・文化財

さらに,続きのような。

 

うえのドイツ文化村は島民による座礁ドイツ船乗組員の

救助と無事帰国(1873年)が緒となる。

この出来事を聞いたドイツ皇帝ウイルヘルムⅠは島に

記念碑建立を申し出た(1875年,建立は翌年)。

この石碑(ドイツ皇帝博愛記念碑)が市中にある。

ちなみに,昨日の「独逸商船遭難之地」碑は記念碑建立

60周年(1936年)にあたって建立されたもの。

 

今日,石碑を初めて訪れた。

平良港の近く,一本路地に入って民家に囲まれるように,

落ち着いた風情とも言えるし,一方窮屈とも言えそうな

感じで鎮座。

 

  

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碑文は独文と漢文で記されていて,かなり風化している

という予備知識を得ていたが,実際ドイツ語は読めず,

漢文も読み下せない。

 

  石碑 前面(上段:独文,下段:漢文)        後面(漢文)

 

別に研究者でもないのでどうするわけでもないが,

せっかくだから碑文について調べてみた。

漢文の方は手持ち本『宮古史伝』で知ることができたが,

独文は不明。

しかしwebで検索してみると,さすが文化国家。

日本外交文書デジタルアーカイブ(第8巻 22)で知ることが

できた。

参:http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/archives/8.html

 

この話は,”修身”教科書にも載ったようだ。

  

    今日の平良港

 

コメント
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