先日イチハツが開花して驚いたと記事にした
(2013.02.04)が,スノーフレークと1株しか
植えてないけれどギボウシも開花。
スノーフレークの開花は春,ギボウシは初夏の
イメージだったが,シランの開花のときにも
記したように,やはり当地の暖かさは本土より
季節を先取りするのか。
と書いたが,実は簡単ではないようだ。
暖かくなったからすべてが芽を出し花を咲かす
というわけではない。
ご存じのように沖縄ではカンヒザクラの開花
前線は南下していく。だから宮古では沖縄本島
より遅れて開花する。
休眠打破。平たく言えば,「寒さの総時間数を
経た」後,「暖かくなる」が必要。
沖縄でソメイヨシノが咲かないのも,暖かすぎて
寒さの総時間数が足りないから。
寒さのレベルは個々の植物によって異なるから,
芽吹きや開花時期のスイッチオンに差がでる。
本土とは生育が逆という植物も見られるのである。
我が家のカワヅザクラ(河津桜)の芽はまだ休眠中。
昨年は葉桜のみ。
暖かいを承知で開花に期待。
イチハツ 花が増えてきた
ギボウシ
品種名を検索したが似たものが多く,特定できず
スノーフレーク
サンゴアブラギリの花と実 これは年中開花