環境

2012-02-15 00:20:48 | インポート

 今日は、中体連の会議がありました。

選手達に良い環境でプレーさせてあげたいと思う。

でも、課題も多い。ピッチがないのだ。

ピッチの取り合いや金銭面で折り合いがつかないなど課題も多い。

特に、中体連の立場は苦しい。

良い環境でプレーさせたいと努力されている方もたくさんいる。

もっと、底辺に目を向けてほしい。

サッカー界を支えているのは、そんな選手や指導者だと思うから。

 会議があった学校の選手が、雨をよけながら、ボールタッチをしていた。

コツコツが本当に大切だ。

 あるブログから抜粋

サッカーは人生の縮図

■お互いの長所を出し合い、短所を補い合うのがサッカー

日本では「サッカーの基本はテクニック」と解釈される傾向がまだ根強いですが、スペインでは必ずしもそうではありません。なぜならば、サッカーには様々な特徴の違うポジションが存在し、しかもポジションによって必要とされるテクニック・戦術・体力・精神力に微妙な差があるからです。例えば、フォワードとしてプレーするメッシの華麗なドリブルのテクニックを、ディフェンダーのプジョルは求められていません。あるいは、プジョルの闘志溢れるジャンプヘディングのテクニックをミッドフィルダーの小柄なシャビは求められていません。もちろん、一人の選手がすべてをパーフェクトにこなせたら最高ですが、ゴールキーパーからフォワードまでのすべてのポジションに必要とされるテクニック・戦術・体力・精神力を完璧なまでにプレーできる選手は、世界中探しても一人もいないでしょう。そう、サッカーとは不完全な選手がお互いの長所を出し合って、そしてお互いの短所を補い合って、その結果、1つの組織(=チーム)として機能すれば良いスポーツなのです。

 「サッカーの監督はオーケストラの指揮者」という表現があります。チームには様々な音を奏でる選手がおり、各選手の奏でる音が違うからこそ素晴らしいハーモニーを醸し出すことができます。そして、それを統括する監督は、まさにオーケストラの指揮者です。個々の選手を見てみると、それぞれが様々な長所や短所を持っています。サッカーの強い、良いチームというのは、一人ひとりの選手が自分の良い部分を理解し、それを最大限発揮することで、ほかのチームメイトの短所を補っています。自分の長所は思いっきり発揮するが、短所はほかの人にカバーしてもらう。それによって現れる全体のハーモニーがチームの力なのです。

■個は組織の機能を高めるために、その能力を発揮する

テクニックが得意なゆえに、ソロ奏者のように見えるメッシでさえ、チームメイトとのハーモニーの大切さを強調しています。なぜならば、一人の力だけで試合に勝てるわけではないことを、経験上彼は誰よりも知っているからです。確かに選手1人ひとりを見れば「個人」ですし、プロ選手になるのも「個人」です。しかし、プロ選手になるための階段を登る際に必要なのは、非の打ち所がない完璧な選手を目指すことではなく、自分の長所を活かしながらチームメイトと最高のハーモニーを奏でることを学ぶことです。自分の個性を磨くことは、社会に出て生き生きとした人生を歩むためにも求められることでしょう。

自分の個性を活かせるような役割を見つけ、そこに集中し、大いに貢献していくことは、ひいては人生の幸福を手にすることにも繋がっていくと思います。そう考えるとサッカーは人間社会の縮図のようにも思えてきます。どちらも組織(チーム)としてオーガナイズされ、全体で機能していくものです。個々は組織の機能を高めるために自分の能力を発揮することが求められています。それは決して「組織のために自分の個性を押し殺すことではなく、全くその逆です。「自分の個性を最大限に発揮し組織に貢献する」ことです。

サッカーを通じて、サッカーを超えたこのような「個と組織の共存」という普遍的な価値観を身につけていくことができたら、どんなに素晴らしいことでしょう。しかもそれは、年齢やサッカーのレベルに関係なく、誰もが一流選手と同じように学べることなのです。

バルサのトップチームに上がれるのは、才能のある選手よりも努力して伸びた選手の方が多い

イニエスタ:「努力、規律、継続は、トップチームに上がるために必要不可欠な価値観だ。日々の努力は、きちんと報われるものだ。バルサのトップチームに上がれるのは、才能のある選手よりも努力して伸びた選手の方が多い。すべての練習で努力しなくてはいけない。練習中に『もっと頑張れ』と指導者にいわれたことは、僕は一度もないよ

 ※自分で考え、真剣に練習する。