「異端者たちのセンターサークル」プロサッカー選手を育てるということという本を読んでま
す。ヴェルディの育成について書かれています。本屋に行くと、どうしてもこのような本に目が
いってしまいます。もっと、いろんな本を読めればと思うのですが・・・。
大学の時に見た、ヴェルディユースのサッカーは、衝撃的でした。あんなサッカーを見たこと
がなかった。そして、ヴェルディの小学生にコーチが、気持ちの80パーセントをコントロールで
きるようになりなさいと言っていたことを思い出しました。サッカーボールにちょこんと座った小
学生にこんなこというのかと思った。
とにかく、選手が個性的で、ボールを取られない。相手の逆をつく、チンチンにするといった
感じでしょうか。イライラして、試合をしたくなくなるぐらい、チンチンにされます。
本の中にこんな文章があります。「ボールを奪われたら奪い返しにいく姿勢の徹底。プレー
の積極性。礼儀正しさ。止める蹴るといった基礎技術の向上。最終的には、真面目な選手、
自分に向き合える選手が強い。それにいち早く気がついた者勝ちです。グランドに出る前に
必要な準備。練習や試合での集中力。自分のやるべきことにフォーカスして力を注ごうとする
なら、自然と真面目になっていくものです。」
厳しい環境で、真剣に遊ぶ。だから、楽しい。そして、自分で考える。
サッカーは、奥が深い。