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検証・ドラゴンズ低迷の軌跡

2014年08月28日 00時41分42秒 | 中日ドラゴンズ

ドラゴンズ本日ベイスターズとの三連戦の二戦、先発の期待の伊藤打ち込まれ、

哀れ、遂に五位転落、本ブログで「Bクラス・借金生活」が指定席であると

一貫して言い続けてきたが、四位には留まるであろうと。

まぁ、ネチネチと言う気はないが、三年前には落合前監督の元、

セリーグ連覇を達成したチームが短い期間にここまで弱体化するとは・・・。

この私の持ちうる限りの情報源より、この転落・低迷の軌跡を下記の通り分析、推察しよう。

その要因には主に三つあると・・・・

1.親会社の球団経営に対する情熱の低下。

  これにつては本ブログでも何度も叫び続けてきたことである。

  FA有資格選手に対して他球団より”獲る選手”、自球団からFA宣言している選手に

  対して、”マネーゲームはしない”、”年俸においては他の選手とのバランスが有る”

  を謳い文句、大義名分として低い条件提示で済ませ、申し訳程度、いやもっと言うと

  建前、ポーズで慰留、条件提示を行っているように見えて仕方ないのだ。

  先日の記事の繰り返しになるが一昔前は大金はたいて、

 パリーグの三冠王・落合選手を  土壇場でたかをくくっていたジャイアンツから略奪、

 ベイスターズからホームラン王のタイロンウッズ選手を獲得と戦力補強に強い意欲

 を燃やしていた頃の情熱は何処へ・・・、

 先日も山井がFA権獲得、今季ストーブリーグのFA移籍の目玉のなるとの報道に対し、

 ドラゴンズ球団側は ” 貴重な戦力でるが故、最大限の誠意、慰留を ”とのコメント

 の一瞬安心するも、”彼は関西出身なので、在阪球団に興味が・・・・”

 何て早くも、良い訳じみた一言も。ようは相変わらず金を出したくないという意思表示か。

 昨年選手を軒並み減俸し、浮いた数億円は一体何に使うのだ。入場料収入てのは

 ファンが納めた血税の如くである、何等かの形でファンに還元すべきだ。

2.投手陣の長年の酷使。

  まぁ、優勝を狙い、優勝、勝ち続けてきたチームであれば、ある程度仕方ないことで

  もあるし、” 優勝の影に、酷使、怪我人あれ ”の格言も有るくらいだ。 

  (格言?、嘘である、今作った)

  他球団でも程度のこそはあれ、そういう憂き目にあった投手はいるものだ。

  しかしドラゴンズの場合は顕著というか常軌を逸している。

  最近でも浅尾、高橋聡が優勝したシーズン何かは70試合以上という天文学的、

  いや奇想天外な登板数を記録し当然、予想された通り、故障し、

   未だに完全復帰できない でいる。

   また一昨年のシーズンはジャイアンツ戦で高木監督がエース投手の先発を強く希望、

   権藤ピッチングコーチの反対を押し切り、中四日での登板を敢行、

   直接的な原因かは定かではないが、その翌年(昨シーズン)シーズン初め早々に故障

   未だに完全復帰できない状態である。

   それに懲りず、今季もルーキー又吉、二年目福谷がリーグの中で1、2位を争う

   登板数らしい。投手出身の監督には有り勝ちの投手起用らしい。

   しかしながら、今となっては優勝との代償、しわ寄せに確実になっているのだ。

3.勝利至上主義のあまり選手育成の怠り。

  まぁ、これも有る程度目をつぶらないといけないところではあるが・・・・。 

  落合元監督(現GM)時代、”勝つ野球”を目標として選手起用もそれを優先としていた。

  つまり若手の潜在能力のある期待の選手を我慢を重ねて起用するのとは真逆で

  その時、その都度一番調子のいい選手を起用・出場させ、

  勝ちを確実、確率の高いものとする。

  ”育てながら勝つ”はあくまでも理想形、大抵は”二兎追うものは一兎も得ず”

  との結果に落ち着きがちだ。顕著な例がライトのポジションである。 

  昨シーズン平田がようやくレギューラーポジジョンを、ほぼ手中におさめたが、 

  規定打率にはまだ達していなかった筈。平田は確か2006年のファイターズとの

  日本シリーズで、あの山井、岩瀬の完全試合リーレーのゲーム、あれから

  もう6年たってしまっていが、あの試合、平田が決勝の犠牲フライを放っているが、 

  その時既にレギュラーポジションを奪いかかっていた。 

  しかしながらそれから年が流れ、未だに四番はおろか、

  レギュラーポジションをも完全に奪ってはいない。

  こんなところが、落合ドラゴンズ、黄金時代がもたらした歪、影なのである。

とまぁ、以上がドラゴンズ低迷の軌跡の要因なのであるが、さしづめ1を由々しき問題である

との認識である。球団経営に情熱がなく、度が過ぎた営利主義の親会社があるなら

最早プロ球団を持つ資格なぞないのである。

”副業(プロ野球経営)は赤字たるや、本業(親会社事業)でその分稼げればそれはよし、

球団経営は親会社等のあくまでも広告媒体であれ” 

これがプロ野球経営の本懐であると思うのですが、いかがなものでしょう。

 

コメント
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