ファイターズの斎藤佑樹、ついに引退、まさしくついに・・
昔、この私が少年時代、ファイターズの前身、東映フライヤーズの怪童とうたわれた
尾崎行雄投手が引退された際も新聞の見出しに”ついに”引退・・とありました。
(地元の新聞では・・確かそう、何分50年近く前の事でして)
ともに甲子園で活躍が共通項、国民的ヒーローで誰もがその復活を願っていたのだ。
しかし斎藤投手、いや佑ちゃんの最初の印象はやはりハンカチ、
マウンド上でポケットからハンカチを出して涼しい顔して汗を拭う姿に
しばし唖然、こんな発想、所作があるのだと。
(このハンカチは名産地の今治製であった事をこの私は知っている、えっ、誰でも知っている?)
赤いハンカチ ☆ 石原裕次郎 ☆ 2020 - YouTube
いや、裕ちゃん違いでしたね、失礼しました。
汗はアンダーシャツかユニフォームの袖で拭うのが通例、
まぁ、悪い印象も私はなかったすね、むしろ育ちのよさが伺われます、
まさしく王子、その後まねをする子をあまりみないのがむしろ意外です。
またプロ入りする際のドラフト直前に取材に訪れたマスコミの方々に
自らお茶菓子を振る舞っていたのも印象的、気配りもバッチリの好青年でしたね。
またファイターズ入団直後、先輩のダルビッシュさんから
”裏の顔を見てみたい”とイジられてもいましたね。(いや、暖かく迎えられてました。)
ピッチングフォーム自体右膝が折れるのがイケないとか、高校から直接プロ入りしていれば
とかささやかれてもいましたが、もうそんな事は言いっこなし、
彼のプロでの大成を阻んだのは酷使、これに尽きるでしょう、” 昭和野球 ”の悪しき慣習である。
アマチュア、プロの垣根を超えれば、紛れもななく名投手であった事は間違いないところ。
ホントにおつかれ様でしたね、しんどかった事もあったでしょう。
第二の人生に幸あれと祈るばかりであるが、クレバーで、気配りができる彼であれば大丈夫でしょう。
あっ、佑樹投手の話に戻しますが、六大学通算30勝&300奪三振は長い歴史で6人(?)らいいですね、立派です。