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チビおやじの追憶高校野球'14その5~報徳学園VS京都商編

2014年08月21日 22時39分46秒 | インポート

高校野球本日でベスト8が出そろったそうな。

今年は東北地区の躍進が目覚ましい。

2校が東北勢、あと沖縄、新潟、福井、群馬、三重、大阪と続く。

前回、その4の記事で触れたが、最近高校野球の勢力図が大きく変わってきている。

かつての野球王国と言えば、四国地区何かレベルが高かったのだ。

古豪の部類が、松山商業、高松商業、徳島商業、池田高、土佐高・・・・

名門校、出るは出るはである。

しかし最近はお伝えした通り、沖縄勢、また北の最果て

北海道勢(マー君の駒大苫小牧)、東北勢(仙台育英、光星学院→八戸学院光星)・・・・

かつて不毛の地と言われた地区が勝ち上がってきている。

理由はいろいろ言われているが・・・。

・予選を勝ち抜き易い、甲子園に出易い地方の高校に有望選手が逆野球留学。

・かつての名監督が定年等で地方や、新興の私立高の監督に就任に

 合わせ、名監督を慕って有望選手そこへ集まる。

・アマチュア規定が厳格化され、野球特待生制度が難しくなり

 野球有名校に有望選手が集まりにくくなった。

まぁ、この私が以上のように推察するが、その根拠たるや何もなしだ。

単なる想像、妄想である。

あっ、またも前置きが長すぎたか?こんな話は誰も聞きやしない。

今回追憶するは昭和56年(またか?多いなこの年)決勝戦

報徳学園対京都商の対戦である。

かつて高校野球界を席巻、リードしていた商業高校、最近あまり聞かなくなった。

前述の四国の古豪・名門校の他、野球王国広島の広島商、尾道商、

お隣の県の岡山東商等その名を聞かなくなって久しい。

今なお健在は岐阜県の県立岐阜商くらいであろうか。

京都商も例外では無く、実はその校名自体が「京都学園高」に変わってしまっている。

普通科等を併設してかないと、今や私立校は生徒が集まらないらしい。

他にも柳川商→柳川高(福岡)、藤沢商→藤沢翔陵(神奈川、あの不朽の青春ドラマ

” おれは男だ ”の撮影舞台)、札幌商→北海学園札幌(北海道)・・・・・

古くは浪華商→浪商高→大体大浪商(大阪)、中京商→中京高→中京大中京(愛知)等々・・

とまぁこんなところである。(あっまた話が大きくそれた。)

この年の決勝戦はテレビで観戦。と言ってもそこらのお店でも家ででもない。

名古屋駅に程近い今はなき某百貨店に隣接、いやビル内にあった ショッピング街の特設会

場にドカンと置かれたいわゆる「ビジョン」 、いやテレビでであった。

ただし今のように薄型のフラットテレビではない。 分厚い不細工な風体で、

観ても画質の荒い、近くで観ると何やら滲んでボケて観えたか。

試合は僅差で報徳が勝利したが、エースの金村投手、 後に近鉄バファローズで打者に転向

し活躍したが、 まぁしかし投打とも兎に角 ” 馬力  ”のある選手だった。

打てば金属バットから放たれた打球はピンポン玉の如く飛んでいたもので、

正に高校野球の中にメジャーリーガーが独りいるようであった。

対する京都商のエースは確か身長170センチに満たない小柄投手だった筈。

決勝戦のインタビューでは「大きい投手に負けたくない、良いゲームがしたい!」

と張り切っていたのを思い出す。勝気で根性がありそうな少年であった。

(今のドラゴンズの選手に見せてやりたいものだ。)

調べてみるとスコアは2対0の接戦、あの強力打線をよく2点で抑えたものだ。

準決勝で同じく報徳に敗れたあの名古屋電気高の工藤投手でさえ3点とられているのだ。

決勝戦は奇しくも今日と同じ8月21日のこと、あれから丸っと33年も経ってしまったのだ。

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