日々のつぶやき

人生半ばを過ぎた中年男のつぶやきです。。。

バンコク旅行

2014年09月20日 | 旅行
転職してからは出張ではバンコクにも何度か行っているが、三年ぶりに家内とプライベートでバンコクへ行って来た。

近頃、タイ以外の東南アジアの国にも出張する機会が多いので、それと比べてしまっているせいもあるのかもしれないが、今回のタイ訪問で、タイの印象が少し変わったと感じた。

まず、以前に比べて、バンコクの人たちの笑顔が減っている様に思える。以前は、どこに行っても、お店の人はもちろん、ちょっとお話する人の笑顔がとっても印象的だったのだが、今回は、それが無かった。

ホテルのフロントの人も、特にマネージャークラスの女性が、日本人の様な感じでとてもしっかりしているのだが、あまり笑わない。以前は、何か頼んでもいろいろと間違いがあったり、とてもゆっくりしていたが、もっとゆったりとしていた。

又、一般にサービスの質が低下している様に思う。

伊勢丹の某超有名タイブランドのシルク製品店(こうかけば固有名詞を言っているのに等しいが)で、お土産に小物を買った。一つ1万円弱で、私にとっては安くないものだが、買っても、ラッピングもしてくれず、値段も取ってくれず、「入れる箱を入れておきます」というだけ。日本でその箱に入れようとして、サイズが全然あっていないのに気付いた。又、値段表も物を包んでいるナイロンから出さなければとれず、出すと新品で無いみたいなので、母へのおみやげということもあり、値段を付けたまま渡した。

マーブンクローンセンター(MBK)にも行ったが、以前の様にごちゃごちゃとした感じがなく、とてもきれい。日本の普通のデパートかショッピングセンターにいるような感じ。

百貨店で売っているものの値段も高くなっており、円安のせいもあるのか、日本のショッピングセンターで買った方がよほど安い感じで、あまりものを買おうと思わなかった。

夜も明るく、日本の地方都市よりよほど賑やか。

夕方のスカイトレインに乗ったら、日本のラッシュ顔負けのラッシュで、乗るのに人が後から押さねば入れない。私が駐在していた2000年頃は、会社の帰りテニスラケットを持ってガラガラのスカイトレインに乗っていたのが嘘の様だ。

ホーチミンやハノイの方が、まだまだ素朴で、物価も安く、多少不便ではあるが、魅力的に思えるくらいだ。

今回のバンコク旅行では、少し寂しい気がしたが、世の中が豊かになって、タイの人にとっては幸せなのかもしれない、と思い直した。

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