手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

DYNAUDIO D-21 AFを鳴らしてみる

2012年12月01日 00時22分52秒 | スピーカー

 運よくオークションで落札できた DYNAUDIOのD-21 AFというドーム型ツィーターが昼頃に

届いた。ジャンクで手に入れたVictorのSX-3のツィイターの発展型のようだ。これまでドーム型の

ツィイターはJAZZには向かないという思い込みがあったので、音に馴染みがなくて少々、とまどう。

手持ちのコイルと相談して、クロス周波数を5KHzくらいでやってみた。B&WのDM602がそうだった。

が、どうもよろしくない。specがWebで見つかった。かなり低いところから使えるようだ。1.5KHz-40Khzと

ある。ではと、2.8KHzくらいでコイルとコンデンサがころがっていたので、仮に組んでみた。

ウーファー側は6dB/Octだ。ツィイターは12dBとした。

早速鳴らしてみると、どうも右側のほうが、サ音でVocalがサチる。手持ちのフィルムコンを高域側に

使ったが、左右が同じではない。左側は落ち着いた音なので、それに合わせたいが 同じものがなかった。

で、ちょっと不恰好になるが、手持ちのAUDYN-CAP(1.2μF)とか、良さそうなのをパラにしてみたら

少し良くなった。が、まだ、女性Vocalの場合だと、息継ぎするときに センターに定位していたのが

なぜか右下にズレル。 というか、そういうところまで見透せるのが このDYNAUDIOのユニットはすごい。

なので、パワーアンプの音も再生する。手元の4種類のアンプを鳴らしてみた。

夜中に聴く音量でいうと

EL-156シングル > 金田式2SK2554 > クリスキットP35 > 上下対称型アンプ の順となった。

EL-156は、他をかなり引き離している。鳴らしたのは、主に 室内楽とオーケストラと ピアノトリオだ。

ガンガン低音が入っている Fusion系のJAZZだとどうなのかは、わからない。

それにしても、DYNAUDIOのユニットは、すごい。今まで体験したことのない音が出てくる。

ビル・エバンスだと ピアノの共鳴板に跳ね返る音みたいなのや、弦の倍音が宙に舞うような

雰囲気が聴こえる。 いつまでも聴き続けていたい音だ。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。