手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

JBL375をDynaudioの20W75に変えてみた

2012年11月30日 00時35分06秒 | スピーカー


 この1カ月殆ど毎日のようにスピーカーをいじっている感じだ。
アンプ以上に、組み合わせや、ネットワークのクロスオーバ周波数を変えると
音にもろに反映されるので、振り回されてしまう。
 最低音のウーファだけは、そう簡単に取り換えできないので こちらは
極端に変化をつけられないので助かる。
 今日、ちょっとだけ、Dynaudioの20W75と、B&WのDM602のウーファをパラに
して鳴らしてみたが、全然ダメだった。低域の量感は増すが、B&Wの方が
2dBほど能率が高いせいか、音色がDM602の音になってしまう。
20W75の深い解像力がスポイルされてしまう。DM602は、最初に聴いたときは
馴染がなかったので、サイズの割にすごく低域まで伸びているユニットだと
思った。日が経つにつれて、それはボンつく低音だと感じ出した。
20W75は、一聴しただけで、その解像力と音場感が、数段上だとわかった。
 
 これは、もう後には戻れない。
長い間使い続けてきた我がJBLの375と木製ホーンで聴くJAZZは御茶ノ水「NARU」や
青山の「Body&Soul」でかぶりつきで聴くLiveの音に近い空間を再現してくれる。
が、頭が少しズレると音像が動いたり、クラッシクの弦楽器がうるさかったりする。

最近は歳のせい(?)もあるのか、クラッシックのオーケストラも掛けてみたりする。
が室内楽などのように、楽器数が少ないものは、眼前に演奏が展開し、いい感じで
聴けるのだが、弦楽器と、管楽器のハイトーンがfffffを奏でるとうるさくて
聴いていられなかった。

ならばと、、Dynaudioの20W75がやって来たとき、これでJAZZを鳴らせばどうかと375と
入れ替えて試してみた。が、あまりいい感触は得られなかった。
ピアノの右手と左手で音が違うというか、どこか帯域が抜けているように感じた。

が、2週間ほど付き合ってみた、少し使い方がわかってきた。375系でJAZZを聴く人たちは
たぶん私と同じように、音がスピーカーの前方に展開するようセッティングをされると思う。
音を浴びるように聴きたいと。
だが、20W75は、壁から1mほどのところに置くと、音が後方の前後、上下に展開する。
これは初めての体験で驚きだった。要するにステージが眼の前に現れるのだ。
もちろん、ステージにかぶり付きではなく、程よい位置で聴く感じだ。

ということで、今日は、こういう感じのセッティングとなった。



 これはまるで、JBLの4343の流れを汲むシステムと同じ構成だ。
ミッド・バスが、Dynaudioに変わったものだ。当初、375の代わりにそのままつないだので
期待した音ではなかった。3chのマルチ・アンプなので、クロス周波数を変えることにした。
TAD1601の上を150Hz(6dB/Oct)で切った。20W75の上は3Khzで切り、LE85+077(LC_NWで分割)
に渡した。各ユニットの位相合わせや、全体を20cmほど前に出し、ウーファーの
コーンが壁から1m位の位置になるよう全体を前にだした。
4Wayとなったユニットのレベルを上の音から合わせて行き、なんとか1時間ほど前に
まあまあのところまで来た。

 なんとか 山本剛の「Misty」の出だしのピアノの高音も 「カキーーン」と鳴るように
なった(突き刺さるように音ではなくなったが)。
カザルスの1937年録音のチェロ協奏曲も いままで聴いたことのない音色を奏でてくれた。
これが、いかにも昔の帯域の狭い録音だが、音色が素晴らしい。

山下達郎の「メロディーズ」での、一人多重コーラスも、これまで聴こえなかったパートが
聴こえたりして驚いた。

ただ、今日のところは、女性Vocalがイマイチだ。「ケイコ・リー」の高い音域でサチるかな。
明日あたりDynaudioのトゥィターが届くはずなので、楽しみだ。


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