~旅とアート~

世界の秘境巡りの旅行記と絶景写真。
各国料理レストランの食べ歩きレポートや旅行情報など写真満載で発信。

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灼熱地獄

2010-07-19 15:25:23 | 思い出
↓キジルクム砂漠(ウズベキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


殺人的な暑さです…

夏になると元気になるという人がけっこういますが、
暑さに弱いわたしには逆立ちしてもムリな話です。


酷暑と聞いて思い出すのが、ウズベキスタンの旅行。
数年前の9月に行ったのですが、まだまだ暑くて特に昼間は日差しも強く大変でした。

どれくらい大変だったかというと、
旅慣れた若いツアーのメンバーが、次々と体調を崩して倒れていったくらい。

そんな過酷な状態だったので、
本来だったら一番先に私が力尽きてもいいところだったのですが、なぜだかその時は、
逆に、あんまり暑いので一本糸が切れてしまったのか、
終始元気で精力的に歩き回り、一度も倒れることなく無事帰国できました。

もしかしたら、この日本の夏の暑さも、
ウズベキスタンのときのように、いっそのこと切れてしまえばラクになるのかもしれない。


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パキスタンからの便り

2010-07-18 09:12:18 | 日記
↓ウルタル峰Ⅰ、Ⅱとフンザの谷(パキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


春に行ったパキスタンで仲良くなった現地ガイドさんからメールがきました。

最近はまたフンザに行って、トレッキングのガイドをしたこと。
今はマンゴーの季節で、一日5キロも食べていること。

一日5キロ…って、それだけのマンゴーを食べたことがないのでわかりませんが、
日本で食べようと思ったら、
お腹が一杯になるとかの前に、高くて買えないような気がします。

そういえば、同じ会社の人でフィリピンに良く行く人がいるのですが、
その人が行くたびにお土産に買ってきてくれるドライマンゴーがめちゃくちゃ美味しい。



7Dのマンゴーなんですが、みんなにも好評で私もすぐに食べきってしまいます。
毎回、微妙に出来が違うのですが、先日もらったものはとても肉厚で美味しかったです。

輸出されているパキスタン産のドライマンゴーは見たことがないので、
7Dのように製品にしたらきっと売れるんじゃないかな~


満開の杏の花


ドライアプリコットでもいいかもしれない。




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ペルー料理 荒井商店

2010-07-17 11:05:48 | グルメ
↓チキンの丸焼き(荒井商店)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


昨日友人と、新橋にある、

荒井商店

というペルー料理のお店に、一年ぶりに行ってきました。
こちらの荒井シェフは、フレンチの巨匠三國さんのもとで修行された経験を持つ方です。

新橋の駅から歩いて10分ほどの静かな路地にあり、立派な看板が目印です。
一見、ペルー料理レストランだとはわかりません。



店内に入ると、去年はご夫婦2人で切り盛りしていましたが、
今回は4人にスタッフが増えていました。
そして、相変わらず席も満席で大盛況のようです。

まず席に着くと、学校の出席簿のようなメニューを渡され、
ペルーのお酒やジュースの説明を丁寧にしてくれませす。


メニュー


ペルーのビール


まずは、みんな大好きなペルー名物ピスコサワーをチョイス。
これはペルーに行ったときに初めて飲んだのですが、その美味しさに感動したものです。
作るのに少々時間がかかるので、
その間、カンチータというトウモロコシのおつまみをポリポリ。
その香ばしさに手が止まりません。


カンチータ


そしてピスコサワー登場。
上にあわ立てた卵白とシナモンの粉が少し振りかかっています。
やっぱり美味しい♪
甘くて癖がないので、誰でも飲みやすいと思います。


ピスコサワー


乾杯のあと、
今回もコースでお願いしているので、さっそく最初の料理が運ばれてきました。
これも定番の魚介のマリネ、セビーチェです。
付け合せに、ペルーの白いトウモロコシとお芋が添えられています。
この酸味とモチモチの真鯛がたまりません。


セビーチェ


次に来たのは、パパアラワンカイナ。
茹でたジャガイモにカラシのソースをかけたものですが、
カラシと言っても色だけで、まったく辛くないので大丈夫です。
どちらかというと、マヨネーズっぽい感じ。
そしてジャガイモは、ペルー原産というだけあって本当に美味しい。


パパアラワンカイナ


ピスコサワーがなくなったので、お店お勧めのサボテンピスコを注文。
ちょっと青臭い感じで、サボテンってこういう味なんだと発見。


サボテンピスコ


このサボテン、いろいろなパワーを秘めているそうで、
お酒を飲みながら健康になれるとは、なんとも得した気分です。




さて、いよいよ今回のメインです。
豚肉の角煮のアロスコンチャンチョと、チキンの丸焼きポジョアラブラサ。
これは、素朴な味ですが、かなりボリューミー。
チキンには、唐辛子のソースをつけていただきます。

 
アロスコンチャンチョ / ポジョアラブラサ


かなりお腹が一杯ですが、最後にデザートのピカロネスです。
さつまいものドーナツにアイスクリームがトッピングされたもので、
これが独特な食感とほろ苦いソースで絶品。

そして、一緒に出されるお茶は、何種類かから選べるのですが、
私は、疲労回復に効くという、ウニャ・デ・ガトにしました。
ウニャ・デ・ガトとは猫の爪という意味で、ペルーでは良く飲まれるお茶だそうです。

 
ピカロネス / ウニャ・デ・ガト


これだけいただいて、今回は一人5700円ほど。
小さなお店なので、行くときは予約したほうがいいでしょう。

お店には、ご主人がペルーを旅したときの写真などもあるので、
これからペルーに行こうとしている人にもおすすめのお店です。

今回もとても満足できました♪



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不思議な体験

2010-07-15 20:23:25 | 思い出
↓一時期住んでいたエドモントンの家(カナダ)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


昨日の怪談に続いて、今度は私の体験をひとつ。

注:けっこうホラー系なので、苦手な方はスルーしてください。


私が半年ほど住んでいたカナダの家での体験です。

私が借りていた部屋には、そなえつけの長椅子があり、
よくそこにねっころがって本などを読んでいました。

ある日、その長椅子に横になったまま寝入ってしまったのですが、
そのうち、そのころよくなっていた金縛りにかかってしまいました。
もう慣れていたので怖くはなかったのですが、なんせ動けなくて苦しいので、
早く楽になろうとがんばって、上半身だけでも起こそうともがいてました。
すると、

スポンッ

と、勢い良く上半身が起き上がったのです。
でもなんだか、視界がはっきりしないというか、モヤモヤとしたヘンな感じでした。
おかしいなと思いながら、なんとなく後ろを振り向くと、そこには・・・


自分


がいたのです。
長椅子に眠ったままの「私」が横たわっていて、私が私を見下ろしている状態でした。
しかし、なぜだかこういう非常事態のときにいつもより冷静になる私は、
素早く今起きている事態を分析。
そして出た結論は、

幽体離脱

確か、聞いた話によると、
下手に体から出て行くと二度と戻れないから、初心者は抜け出してはいけないとか・・・

幸い私はまだ上半身しか抜けていない。
今なら間に合う。早く体に戻らねば!

ということで、再び、

スポンッ

と、寝ている自分の体に重なるように入り込みました。
そこでパッと目が覚め、金縛りも解けたのです・・・が、まだつづきがあります。

あ~よかった

とホッとして、何気にこちらを向いているテレビのブラウン管を見ると、
そこには横になっている私の姿が映っていたのですが、
その私の頭から、

シュルシュルシュルシュル~~

と、黒い足のない人影が出ていったのです。


・・・・・・・・・???


しばらくあっけにとられていましたが、あまり気にしないことにしました。
考えてもわからないし、特に怖いと感じることもなかったので、
その後も変わらず暮らしましたが、
今になっても、やっぱり、アレがいったいなんだったのか見等もつきません。

夢の続きだったのかな~




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賑やかな家

2010-07-14 20:59:59 | 思い出
↓露店の人形(ウズベキスタン)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


夏といえば怪談ですが、
ふと思い出した子供の頃の話があります。

注:ちょっとホラー系なので、苦手な方はスルーしてください。


子供の頃、私と妹は同じ部屋で寝起きしていました。
ある時期、その妹の様子がなんだかおかしくなりました。
母の話によると、

夜、部屋ににおばけが出るって言ってるのよ

ということらしく、妹がすっかり怯えているとのこと。
しかし、同じ部屋に寝ている私は一向に気づかなかったので、
詳しい話を聞いてみると、出てくるおばけは決まった人(?)ではなく、
なかなかバラエティーに富んだ、興味深いものだったのです。
そこで、その出演者と状況を覚えている限りご紹介しましょう。

・妹の体の上に浮かんでいる女の人
・隣に寝ている私のことは跨いで、片方の足で妹を踏みつける誰か
・「隠れなきゃ!」と言って勉強机の後ろに隠れたお下げの女の子
・足元にずらっと並んで新聞とか読んでいるおじさんたち
・私の上に乗っているパンダ(若干かわいい)




そして、ひなまつりの時期は、

・階段をのぼってくるお雛様

が登場。

きゃーーーー(泣
これはちょっと怖い。

妹によると、私に助けを求めたけど、
どんなときも(パンダが乗っていても)ぐっすり眠っていて役に立たなかったとか。

この現象はしばらくしてなくなりましたが、それにしても賑やかな一時でした。



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夏ばて

2010-07-13 20:49:51 | 日記
↓雪山と宇宙(フォトコラージュ)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


夏ばて絶好調の今日この頃ですが、
今夜は若干涼しくて、窓を開けておくと冷えた空気が流れ込んできていい気持ちです。

それにしても、今年の夏ばては例年になく酷い。
そのバテ具合といえば、起床と同時に既にぐったりで、
会社に行くのも一苦労という感じです。

筋トレや有酸素運動などをして鍛えてはいるのですが、
異常に暑さに弱い私にとっては、
そんな体力作りもこの夏の酷暑の前では意味をなさないのかもしれません。

毎年ゴールデンウィーク明けから9月くらいまでは元気がなくなるのですが、
特に6月から8月は「地獄の3ヶ月」と位置づけ、
ひたすら静かに、影に影にと暗闇を求めて、まるでドラキュラのように過ごしています。


雪山がなつかしい・・・



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絶対笑える動画

2010-07-12 20:33:17 | 日記
まずは何も言わずに見てみてください。(音声必須)

【空耳MAD】バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件



日本語になってますよね~
笑えますよね~

何度見ても泣けます(面白くて)

何度かテレビで見て、めちゃくちゃ面白く、また同時にものすごく感動したので
ネットで探してみたらYoutubeで発見した次第です。

これの製作者は天才です。
すごい!


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旅行計画

2010-07-11 10:04:43 | 旅行
↓サハラ砂漠のメルズーガ大砂丘(モロッコ)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


お気に入りの旅行会社から続々と旅の案内が届き、
昨日はずっとそれを見てあれこれ検討していました。

行きたい国は数あれど、次の旅行は10月あたりを予定しているので、
その時期に「いい感じ」のところが、できればいいのです。

しかし昨日、そそられるツアーを1つ発見したのですが、
それだと10月に行くには、若干時期尚早。
せめて11月後半くらいからがベストシーズンなのでいいのすが、
その次の旅行までの期間(3月までにもう一度行きたい)が狭まってしまうので、
会社の休みを取るのが少々心苦しくなってしまいます。

実際は、取ろうと思えばほぼ問題なく取れるのですが、小心者なのでなかなか言い辛い。

そろそろ決めないといけないので、今日も一日悩みそうです。


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おすすめ小説第9弾

2010-07-10 09:16:03 | おすすめ小説
最近読んだ小説の一言レビュー第9弾。
今回ご紹介する本たちは、不思議な世界、ちょっと変わったストーリーが多いです。
現実逃避にはうってつけ。
 →「旅友小説」バックナンバーはこちら


■脳男

自我を持たないというのがどういうことなのか考えたこともなかったので、鈴木一郎の存在は新鮮な驚きだった。なので、彼がどんな行動をしていくのか興味がわき読み進めた。全体的にスピード感があり、知らない世界も覗けて面白かった
---あらすじ---
連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが…。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。


■リヴィエラを撃て(上)

スケールの大きさと複雑な組織関係で、誰が誰の敵なのか混乱しながら読んだが、それが飲み込めてくると面白くなる。裏社会の非常さと裏切りの中で生きていく人間の苦悩が伝わってくる
---あらすじ---
1992年冬の東京。元IRAテロリスト、ジャック・モーガンが謎の死を遂げる。それが、全ての序曲だった―。彼を衝き動かし、東京まで導いた白髪の東洋人スパイ『リヴィエラ』とは何者なのか?その秘密を巡り、CIAが、MI5が、MI6が暗闘を繰り広げる!空前のスケール、緻密な構成で国際諜報戦を活写し、絶賛を浴びた傑作。日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞受賞。


リヴィエラを撃て(下巻)
何かを守るために人を殺すという人間の愚かさを感じた。各国の陰謀、複雑な組織、歴史的背景などがすべて緻密に絡み合って、とても読み応えのあるものだった。ラストは若干気が抜けたが、次々変わる場面展開で引き込まれ十分に楽しめた
---あらすじ---
CIAの『伝書鳩』とともに、父の仇である『リヴィエラ』を追っていたジャック。複雑怪奇な諜報機関の合従連衡。二重・三重スパイの暗躍。躍らされる者たち。味方は、敵は誰か。亡命中国人が持ち出した重要書類とは?ジャック亡き後、全ての鍵を握るピアニストは、万感の思いと、ある意図を込めて演奏会を開く。運命の糸に操られるかのように、人々は東京に集結する。そして…。


■東京島

なんだかどれもが中途半端な感じで終わってしまった。「31人の男とたった一人の女」というふれ込みの割には、清子の女帝ぶりもイマイチだし、途中で他の女が登場するし、その設定があまり活かされていない。ホラーにもミステリーにも冒険小説にもなりきれなかった気がする
---あらすじ---
清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える─。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。


旅のラゴス
無性に自分も旅に出たくなった。あの異国の地を歩き回るときの高揚感をすごく感じた。その一方、文明と科学の進化ゆえに、危険思想の出現や貧富の差、近隣諸国との戦いなど、どうしても避けられない人間の愚かさと弱さも実感した
---あらすじ---
北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。


■占星術殺人事件

完全にやられた。この中の誰かが犯人なら、この人だろうというのは検討がついたが、それ以外のことはまったくわからなかった。御手洗のキャラクターも魅力的で、この物語を盛り上げてくれた。ラストも納得で感動
---あらすじ---
密室で異様な死体となって発見された画家がのこした奇怪な遺言状。その内容は“肉体を支配する星座に従って、6人の若い女性から必要な各部を切り取り、新しい不滅の肉体を合成する”というものだった。そして1ヵ月後、6人の女性が行方不明となり、遺言通り次々にバラバラ死体となって発見された……。日本ミステリー史上に燦然と輝く傑作。御手洗潔(みたらいきよし)初登場!


■六枚のとんかつ

バカだアホだとあまりに言われているので、逆にどんだけアホなのか期待して読んでみた。どんなことがあっても最後まで全うしようと心に誓い挑んだが、覚悟していたほどではなく、どうせならもっとアホでもよかったとさえ思う。こういうのは嫌いじゃない
---あらすじ---
『メフィスト賞』第三回受賞作。大笑いか激怒かっ!?決して読む者の妥協を許さぬ超絶アホバカ・ミステリの決定版、遂に登場!流麗にしてクレバー。この“難問”を自力で解いた時には感動すらおぼえる表題作。思わず“ナルホド”とヒザを打つ『音の気がかり』。“ウゲッ”と絶句する『しおかぜ17号四十九分の壁』他、全15編+αを完全収録。



■虐殺器官

深い、暗い、重い・・・。近未来の話だが、妙にリアルで描写も生々しい。虐殺を誘発する原因は原始的だが納得できるものがあり、それをする理由も共感はできないが、理解はできた。こんなことを考えた作者に感服。これからもどんどん斬新な作品を出してもらいたかった
---あらすじ---
9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?ゼロ年代最高のフィクション、ついに文庫化。


■ボーダーライン

生まれながらの悪人といわれた信吾という人物をもう少し深く掘り下げてほしかった。親という絶対的な味方の存在を改めてありがたく思った。ラストはちょっと救われる
---あらすじ---
ロサンゼルスの日系企業で働く探偵のサム永岡は、一人の若者を探すように命じられた。国境に近い町で見つけた彼は、天使のような笑顔を見せながらいきなり発砲してきた―。人としての境界を越えた者と、そんな息子の罪を贖おうとする父親。ふたりにかかわった永岡もまた、内なるボーダーラインを見つめる…。重層的なテーマが響く傑作長篇。


■照柿(上)

高村薫の本は最初はしんどくてなかなか辛いものがあったが、結構な作品数を読んだ今となってはこの描写にも慣れ、逆に軽い文章を読み続けると妙にまた読みたくなる。あのクールな合田の新たな一面が見れる作品。熱い
---あらすじ---
ホステス殺害事件を追う合田雄一郎は、電車飛び込み事故に遭遇、轢死した女とホームで掴み合っていた男の妻・佐野美保子に一目惚れする。だが美保子は、幼なじみの野田達夫と逢引きを続ける関係だった。葡萄のような女の瞳は、合田を嫉妬に狂わせ、野田を猜疑に悩ませる。『マークスの山』に続く合田刑事第二幕。


■照柿(下)

なんだか「合田のからまわり物語」という感じだった。恋愛も嫉妬も、特に実を結ぶというほどでもなく終わってしまった
---あらすじ---
難航するホステス殺害事件で、合田雄一郎は一線を越えた捜査を進める。平凡な人生を十七年送ってきた野田達夫だったが、容疑者として警察に追われる美保子を匿いつつ、不眠のまま熱処理工場で働き続ける。そして殺人は起こった。暑すぎた夏に、二人の男が辿り着く場所とは―。現代の「罪と罰」を全面改稿。





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リニューアル完了

2010-07-08 20:17:50 | 日記
↓無料ジグソーパズル(KaycomDESIGN)
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やっとHPのリニューアルが完了しました。

ページ数が多いので、途中で力尽きそうになりましたが、
なんとか気力で乗り切りました。

レイアウトやデザインについてはcssで定義して、
マークアップとできるだけシンプルなソースにすることに注意。

より見やすく、使いやすくなっていればいいなと思います。



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