シナモン

昨日、義理の父からシナモンの枝を貰いました。よく洗ってから干して乾燥させると樹皮が簡単に剥けるそうです。自分で粉砕できたら自家製のシナモンパウダーとか出来そうですがミルはないので、どうやって使おうか考え中です。。。

「はい、あげる」と手渡された時、見た目が細い牛蒡のようだったので牛蒡と勘違いしてしまいました。「なんだか分かる？」と聞かれたので、「牛蒡ですね。早速今晩使います」と元気に返事すると、「牛蒡じゃないよ、シナモンだよ。」と慌てて言われてしまいました。危なく、ササガキにして豚汁にでもするところでした

夏に梨の直売の店番を義父としていた際に、シナモン入りの人参ケーキをおやつに出すと喜んで食べてくれたのを思い出しました。その時に、梨畑にもシナモンの木が植わっているんだよと嬉しそうに話してくれました。戦時中、食べるものが無かった時に、シナモンの皮を剥いでクチャクチャ噛んで空腹を満たしたそうです。その時はシナモンの中にある少しの甘さがなんとも美味しかったとか自分が親になり、子供たちにあの美味しかったシナモンを食べさせてあげようと梨畑にシナモンの木を植えたそうです。でも、旦那さんの子供時代にはシナモンよりも美味しいものが沢山あったので誰も見向きもしてくれなかったとちょっとさみしそうでした

下の写真の枝がシナモンです。ベランダに干していたら旦那さんに「この棒捨てても良いの？」と聞かれてしまいました。

もう少し乾燥させてからなにかに使いたいです。