>・内閣府によれば国家戦略特区とは⇒「世界で一番ビジネスをしやすい環境”を作ることを目的に、地域や分野を限定することで、大胆な規制・制度の緩和や税制面の優遇を行う規制改革制度です。>平成25年度に関連する法律が制定され、平成26年5月に最初の区域が指定されました」と定義づけされている。>その通りに読めば頭をフルの使う追求課題山積のプロジェクトとなる。
そうでしょうね。
>・今治市への加計学園/獣医学部設置の決定経緯から、安倍首相による国家戦略特区制度の私物化の一端が顕わにされた。>何で今治が、なんで獣医学部が、なんで加計学園が、これは強力な安倍官邸主導と官僚組織内の忖度によって繋がったもので、国家権力の私物化は誰の目にも明らかであろう。
そうですね。誰の目にも明らかですね。
>そして官僚組織を貫く各段階の下級役人による忖度(裏ルートの指揮系統)があって、権力の私物化が成り立つことも見えてきた。>・また、森友学園の用地売却や開設認可問題では、官邸トップに対する異様な忖度ぶりを目の当たりにしたが、官僚組織の裏ルートが各級役人の忖度によって成り立っていることも見えてしまった。
官僚には、忖度が特に大切なのでしょうね。
>・この様な役人の忖度とは、役所ぐるみの思考停止と言い換えることができる。
そうですね。役人の思考は、上位の者の内容を理解するものですが、役人の忖度 (推察) は、役人自身の勝手な解釈ですからね。理解と勝手な解釈は両立しませんから、役人が忖度に専念するためには、思考停止が必要です。
>上位の意向を暗黙のうちにキャッチした、短絡思考がその本質だ。>国税庁長官に納まった局長答弁のように、周りまで巻き込んでいかんともしがたく思考停止に追い込む罪深い行為だ。
意向は、意思ではなくて、恣意 (私意・我がまま・身勝手) ですね。意思は、未来時制の文章内容になるので意味がある。が、恣意は文章にはならないで、バラバラな単語のままでいるから、意味もなければ矛盾も指摘できない。
忖度は、役人独自の短絡思考であるから、役人の思考停止が必要です。この事態が、国家の危機を作りだしています。
>・序列圧力が働く権力体組織では、この様な風潮は罷り通ってきたようだ。
日本語には、階称 (言葉遣い) があります。日本人は、’上と見るか、下とみるか’ の判断を、片時も忘れることは出来ない。’人を見損なってはいけない’ という想いは、日本人の強迫観念にまで達しています。そうでなければ、人は礼儀正しい日本人にはなれません。’すまじきもの’ は、宮仕え。これは、伝統的ですね。
>上司に対する部下の忖度の本質は、思考停止と追求放棄にある。
思考停止と追求放棄は、リーズン (理性・理由・適当) を捨てた役人生活ですね。アンリーズナブル (非理性・理不尽・不適当) な態度では、’恥を知れ’ (Shame on you!) と英米人に言われますね。我が国は、本当に ‘恥の文化’ の国であるのか。
>裏スジルートの意思決定のゆがみ以上に、成員の追求力が麻痺させられてしまうのが問題である。
裏筋ルートの意思決定は、恣意決定のことですね。日本人には、恣意 (self-will) が有っても、意思 (will) が無い。だから、優柔不断・意志薄弱に見えます。日本人が親しみを抱いている ‘忖度 (推察) の世界’ では、正しい考えは、成り立ちませんね。
>権力体組織に罷り通る忖度とは、成員の思考を停止させる麻薬か毒物なのだ。
そうですね。序列社会 (縦社会) の成員は、思考を停止させる麻薬中毒にかかっていますね。正しい教育が必要です。
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