長着に合い、雪駄よりも歩きやすい履物を求めて三千里。
「マルコ、誰にも長い人生のうちには辛くて悲しいときが必ずあるものなのよ。そして誰もが、その辛くて悲しい出来事を自分の足で乗り越えて、一人前の立派な大人に育って行くものなの。ねぇ、勇気を出してちょうだい、マルコ…さよなら…マルコ。」
マルコ? あっ、マルゴだった。
この足袋型シューズに合う長着があるのだろうか?
以前、フレンチの料理教室に通っていたとき、ある先生が「お皿に合う料理を考えるというのも面白い」という言葉を思い出した。
スポーツジョグⅡ。