今日も天気がいい。昼、ラーメン海皇でチャーシュー麺を食べながら、どこに行こうか考えながら地図を見る。
「市川市動植物園」という名前が目に入る。ここは、道路標識等に出ていたので前から知ってはいたが、まだ行ったことがなかった。今日はここだな。場所は、柏に行くときのコースの途中にあるような感じだ。
地図で場所を確認しながら、約40分ほどで市川市動植物園に到着。ここいら辺では比較的大きな「市川霊園」の隣だ。
ある意味涼しく、夏にはバッチグーだ。
植物園はタダ。動物園に入るには、いい年こいたヤツは420円必要と書いてある。微妙な額だ。
園内に入ると家族ずれがほとんどだが、気のせいか皆元気がない。こんなところで、お茶を濁しているという後ろめたい気持ちの表れだろうか。
ところで、ここで一番大きい動物は「うし」。動物園にただの「うし」。しかも1頭だけ。その隣のゲージには大きな「豚」がふてくされて寝ている。その前のゲージには普通の「馬」。ちょっとはなれたところに「さる」。
写真は閑散とした園内の様子。中央に「うま」がいるはず。
干支に出てくるやっすい動物だけ集めたのかっ、市川市っ。あれっ、干支にブタはいないか。
ここでの一番人気は、なんと言っても涼しい無料休憩所。ここが一番混んでいる。外から無料休憩所を見ると、人を入れたゲージのようだ。
無料休憩所近くにある柵で囲まれた「ふれあい何とかコーナー」では、「イノブタ」とか「ヤギ」とかのどうでもいい愛嬌のない動物達が放し飼いになっていて、手で触れられるようになっている。が、動物達も暑いために日陰で入って動かず、触れ合うことはできない。
おかーさん達も「汚いからさわっちゃダメっ」とか訳がわからないことを言っている。【じゃー来るなよ】
写真は愛嬌のかけらもないイノブタ君。
奥のほうに行くと、「オランウータン舎」と書いてある。やっと、動物園らしい動物を発見。干支にオランウータンも入ってないよなーとか考えつつ行ってみると、暑いのでウータン君は表に出てくる気配はなく、見ているやつもいない。 「オランウータン舎」の前には、「ミニ鉄道」がある。一周5分ほどで100円。先頭車両は、新幹線「のぞみ」。哀れだ。
園内には資料館が並設されており、ここには、動物園なのに蝶やバッタ等の死骸をもっともらしく能書き付きで展示してあって、苦しさミエミエ。
動物園を出て植物園に行ってみた。こっちの方が自然でよかった。夜になると蛍が出るらしいが、周囲は田んぼだし、隣が霊園なので人魂と間違わないのか。鉄板で肝試し大会間違いなし。
……
夜。日本酒バーに行って、ママさんに今日のことや昨日のことを聞いてもらった。あー、明日も休み。
寝てしばらくすると、お腹が痛み出した。