川の果ての更に果てに

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ジャンルカ・冨樫氏を悼む

2006-02-08 12:49:44 | サッカー
『ジャンルカ・トト』の愛称で親しまれたサッカージャーナリストの冨樫洋一さんが急死したそうです。
アフリカ選手権の取材のために訪れていたカイロで風邪をひき、どうやら喉にタンをつまらせた、とのことのようです。
54歳、早すぎる死でした。

面白おかしな解説や批評をしてくれる人でした。
また、インテリスタとしても有名な人でした。
私は正直、この人の狙いすぎとも言えるダジャレは好きではありませんでしたが、もう二度と聞けないのかと思うとそれはそれで寂しい…。
それ以上に、もうイタリアサッカーについて、インテルについて語る冨樫さんの姿を見ることができないのかと思うと、インテリスタではないですが、残念でなりません。

そのインテル…
今シーズンに関してはユーヴェに追いつくのは無理でしょうが、マンチーニ体制の下、着々と強くなっていただけに、来シーズンはあるいはチャンスが…。
また、チャンピオンズリーグの可能性が…
それだけに、久しぶりのインテルの優勝を見られなかったのは心残りかもしれません(昨シーズンにコパ・イタリアは制覇しましたけど)。ただ、サッカー取材中に海外で倒れるというのは、ある意味この人らしいのかも…

さて、日本サッカーは冨樫さんに対してどういう態度をとるのでしょうか。
もちろん、日本サッカーに直接何かをした部分は少ないかもしれません。ですが、サッカーという世界に身を捧げ、日本と世界のサッカーの架け橋となってくれた一人です。
そうした人に感謝の念を捧げて、追悼することも大切なのではないでしょうか。

個人的には次のアメリカ戦、あるいは静岡でのフィンランド戦で彼のために黙祷を捧げてもいいのではとも思います。
そういうことが普通に行われるサッカー界になってほしい。

最後になりましたが、冨樫さんのご冥福をお祈りいたします。


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2 コメント

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冨樫さんの悲報、本当に残念です。 (サッカーファン)
2006-02-10 12:18:04
先日、スカパーの放送で、遺影と共に逝去されたという一文が流れただけで、解説の方のコメントもなく、寂しかったです。サッカーファンへサッカーの色んな面での面白さ、情報を発信されていた方なので、是非、黙祷が行なわれるといいなとワタシも思います。
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>サッカーファン様 (川の果て)
2006-02-10 19:22:46
何と…

そんなあっさりとしたものだったのですか。スカパーでも色々活躍されていたのに、何かガッカリさせられる話です。

色々な貢献者を讃えるサッカー文化が根付いてほしいと思います。
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