川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

それじゃ納得しないよ

2005-11-25 19:52:10 | 野球
西武が森慎二投手のポスティングによる大リーグ挑戦を認めたそうです。
西武とポスティングといえば松坂ばかりが話題になっていましたし、私もそのことを昨日記事にしたばかりですが、意外な伏兵が現れたという感じです(森投手に対して失礼ではありますが)。

これは松坂投手にしてはたまったものではないでしょう。球団は「経営方針と年齢の差」と説明しているそうですが、あまりに基準が不明確。もちろん、松坂投手はチームの顔ですし、流出を止めたいのは分からないでもないですが、あまり強く止めようとするのは後々遺恨を残すことになりかねません。
いや、この容認はかなりマイナスといえるでしょう。仮に松坂投手が翻意して、西武でもう一年、と思ったとしましても今度は優勝のための戦力が一名いなくなる。豊田投手のFAは流動的ですが、豊田も失うとなると投手陣はガタガタになりそうです。
松坂投手にしてみると、残る場合に西武に何を見出せばいいのか。彼が尊敬していたという横浜高校の先輩の松井投手も別のチームでしたし。
西武に残った場合でも、来年はモチベーション喪失で成績が落ち込むかもしれませんね。

ポスティングを巡って争う者もう一名。
我がスワローズの石井弘寿投手もまた、球団のいい加減な対応に腹をたてているようです。こちらも松坂投手の場合と同じように、フロントから「ケガなく一年やれば行かせてやる」と言われ、実際頑張ったら、「約束はしたけど履行はできない」と言われる始末。
スワファンの立場でも、それは酷いなあと思います。
元々が速球派ですから、球に勢いがある内に向こうに行きたいでしょうし、そうなると現在を逃す手はない。

ゴネる気はないと言っていた石井投手ですが、相当立腹しているようですし、ゴネだすとせっかく古田PM就任で明るい印象を抱かせていたスワの印象が悪くなる。出すにしても、出さないにしても、明確な指針を定めるべきでしょう。今度は数字を確約し(中継ぎですから試合数と防御率)、その数字をクリアすれば出してやるくらいにはっきり言うべきでしょう。

最新の画像もっと見る