どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

建築設備設計の仕事とは。

2004-06-29 | Job
EURO2004が準決勝までのインターバルで2日間中断。
なので、久しぶりにたっぷり寝れた~。
でも、予想通りと言うか、3時ごろ“ハッ”として起きたんだよね。体に染み付いてる(笑)

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ちょっと仕事のお話でも。
私の仕事は、建築設備設計士と言う仕事です。
建物の建設計画に携わって、主に建物の中の空調システムの設計、水周りの設計を担当しています。
建築設計と言うのがTV等で特に表に出てきていますが、実際には建物の計画はいくつかに分かれて、それぞれエキスパートが担当して行きます。

主な設計は以下の感じ↓
・建築意匠設計/俗に言う“建築家”がここ。デザイン・コンセプトをメインに担当
・建築構造設計/意匠設計が計画した建物を、実際に建てるに当たって構造等、骨組みを計画
・建築設備設計/水周り・空調システムを計画。私のお仕事
・建築電気設計/電気関係の計画。蛍光灯・コンセント・TV・LAN等

以上、計画の中心になって纏め上げるのは、建築意匠設計が担当しますが、意匠設計の下で、建築実施設計が入る事も多いです。
意匠設計が出してきたプランを、建材から窓のサッシに至るまで、とにかく全てに目を光らせます。
建築費を抑える目的から、建築実施設計がメインで、意匠設計も含んでしまう…このパターンが一番多いかな。

今日のお仕事。
昨日から始めたんだけど、某大学の熱源機器の更新工事の設計をやっています。
空調って、一般的なエアコンと呼ばれるものは、フロンを使った冷媒と呼ばれるものを配管の中を通し、室内を空調します。フロンを使う方法の他に、水を使った空調もあります。大型の物件は水を使うほうが多いですね。某大学の設計は、その水の方なのだ。
夏は冷水を作って配管に通し空調し、冬は温水を作って暖房します。屋上に冷却塔が乗っている建物を見た事ありますよね?冷却塔がある建物は、この水を使って空調する方式なのですねぇ。

冷媒を使う場合に比べ、水を使う空調は工事費が高めです。しかし、運転するには水方式の方が安いんですよね。その理由から、大きな建物ではこの水方式が使われる事が多いです。
しかしこの水方式の空調システム。冷媒を使うエアコンに比べ、とにかく計算する事が多いので、設計屋泣かせでもあるのだ。
今日中なんだけど…BROG書かないと、なぜか仕事が始められないだよね。現実逃避か!?(笑)