お客さんを乗せている、バスの運転手さんが、突然具合が悪くなって起きる事故というものが、結構多く、驚きました。
私達はトラック輸送ですから、バスとの決定的な違い。それはバスの場合、お客さんは基本的に自分で乗り降りする。トラックは貨物ですから、自らは動かないので、必ず運転とは別に、荷物を扱う作業が発生する、ということでしょうか。
この作業というのは、だいぶ幅があって、あくまで運転時間がほとんどというケースから、どちらかというと運転より作業時間がほとんどという場合まで。
重量のあるものを、やっとのおもいで持ち上げたり、床にかがんで、荷物の表示と伝票の付け合せが延々続いたり・・、と、なかなか大変なことは多いです。
なので、こちらの立場から見ると、バスの運転士さんは、運転がメインだから、体力的には楽だろうと、勝手な見方もしてしまいがちです。
ところが、かたや常時、人を乗せている、しかも一人二人ではなく。黙っている人ばかりでもない・・。車内で動き回る人も・・、時には変な人もいるかも・。それでこの交通環境です。
途中で勝手に休憩を取ることは基本的にできない業務ですし、結構運行ダイヤもきついと聞いている・・。
事故の背景には、ストレスの多さも起因していると思われますね。