昨日は久しぶりに水戸芸術館へ。
JR九州のつばめのデザインなどですっかり有名になった鉄道デザインで活躍中の水戸岡鋭治氏の鉄道デザイン展です。
海外の鉄道車両を本で見て、つくづくデザインの違いを痛感したのが30年以上前。日本にはこんな車両は出てこないんだろうかと思っていましたが、ようやく九州でそれが実現しています。個人的にそれを強く実感したのは、特急型ではなく近距離用の車両です。
一番印象深いのは、新幹線ではなく在来線の「つばめ」。詳しくは書きませんが、この車両には往年の名列車に対するオマージュ的なデザインも盛り込まれているんです。
そして半室のビュッフェ!(残念なことに現在では改造されて普通の座席に変えられてしまっています。)
あらためて展示されているデザインを見て、最近話題の豪華観光列車や、九州新幹線など以外にもだいぶ以前から幅広くJR九州のデザインを手がけられていることを実感。確かに、20年位前から突然、古い特急電車が真っ赤に塗られたり、ローカル線に真黄っきな車両が出現したりと目を引きましたね。
九州ですからなかなか大分駅などを目で見て実感する機会がないのが残念です。
デザイン展は7月7日からはじまり、9月30日まで開催中です。
水戸岡鋭治の鉄道デザイン展 駅弁から新幹線まで
水戸芸術館ホームページ