うつ「労災」認定迅速化へ…来夏までに指針改正 2010年10月17日 10時25分36秒 | 法律 お早うございます。 鹿児島県で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 本日は、うつ病など精神疾患の労災認定についての記事をご紹介いたします。 厚生労働省は、業務上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患になった人の労災認定を 迅速化するため、労災認定の「判断指針」を改正する方針を固めました。 現在、平均8・7か月(昨年度)かかっていますが、申請者から「治療や職場復帰が遅 れる」との声が出ていたことにより、同省では6か月以内の認定を目指します。 専門家の検討会で協議し、来夏までの改正を目指します。 現指針は、ストレスの原因となる職場での具体的な出来事について「対人関係のトラブ ル」「長時間労働」などと例示した一覧表を基に、ストレスの強度を3段階で評価。 その上で、職場外のストレスなどと比較し、職場の出来事が精神疾患の有力な原因と判断 されれば原則として労災認定されるということです。 今後上記のように、うつ病が労災認定されることにより、企業側の対策も必要となります。