人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

担任の先生方は若かった  オットー・クレンペラー

2024-04-06 05:00:00 | Weblog

入学シーズンだ。

私が世田谷小学校に入学したのは昭和32(1957)年のこと。
半ズボンでオシャレして入学式に行ったことをなんとなく覚えて
いる。
今から67年前のことだ。

当時は、ベビーブームの生徒数が多く、教室が足りなくて、午前
午後の「二部授業」が行われていた。--木造校舎で。

担任はT賀先生という30代後半(?)の女性の先生。
同じクラスにはM澤君という賢そうな男児がいた。


ところで、小学校から高校卒業まで担任いただいた先生を順に列
挙してみると(敬称略)
T賀(小1)--K田(小2)--K合(小2、3)--K瀬(小4-6)
--O川(中1)--M井(中2、3)--K岡(高1)--O田
(高2)--K藤(高2)--O田(高3)
となる。

私が初めて担任いただいた年の、主な先生の年齢は、
K合 23歳
K瀬 33歳
O川 33歳
M井 29歳
O田 34歳
K藤 28歳
だった。

K岡先生は40代前半だったが、ほとんどの先生はお若かった。
中ではO田先生がご存命ではないかしらん(今年は年賀状のご返
信がなかったが)。

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久しぶりにO.クレンペラー(1885-1973)の名盤を聴く。

和暦でいえば明治18年生まれのクレンペラーは88歳と長生きだっ
た(「同学年」のフルトヴェングラーは68歳で亡くなっている)。

そのため、ステレオ時代まで生き、ウォルター・レッグ(シュワ
ルツコップと結婚)をプロデューサーとしたEMIに、フィルハー
モニア管弦楽団と数々の名演(スタジオ録音)を残した。

クレンペラーの演奏は、どちらかというと、その曲のベストとい
うよりは、「ああ、なるほど、こういう演奏もあるのか」という
ものが多い。


左から
1.モーツァルト交響曲No.25、38「プラハ」、39
 とくにNo.38「プラハ」は同曲のベストといえる名演。

2.ベルリオーズ 幻想交響曲
 ミュンシュ/パリ管の熱い演奏とは違った「燃えない演奏」
 でおもしろい。

3.メンデルスゾーン交響曲No.3「スコットランド」、No.4「イタ
 リア」
 「スコットランド」は悠然とした演奏が決まっており、「俺
 はこのテンポで演奏するんだ」というクレンペラーのつぶや
 きが聞こえるようだ。


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