7月18日(日)、東響川崎定期を聴く(於ミューザ川崎)。
川崎駅改札前は多くの人出。早く通り過ぎる。
この日はジョナサン・ノットの無事登場で、客入り上々。とくに
P席はほぼ満席だ。ノットは何日前に来日しているのかしらん。
いきなり余談だが、私のお隣はヴァイオリンを抱えた、若い女性
(赤の他人)。前回もそうだったから、今年から定期会員になっ
たのかしらん。
この日のプログラムは、ドイツのR.シュトラウス(1864-1949)
とフィンランドのJ.シベリウス(1865-1957)。
同世代で、二人とも後期ロマン派時代から第二次大戦後まで長生
きした。ちなみにG.マーラーは1860年生まれ。
<プログラム>
1.リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」op.35*
--休憩--
2.シベリウス 交響曲第5番 変ホ長調 op.82
指揮:ジョナサン・ノット
チェロ:伊藤文嗣*
ヴィオラ:青木篤子*
コンサートマスター:水谷晃
以下つたないコメントを・・・・・・
1.リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」op.35
弦5部は珍しく(?)16型(16-15-12-10-8、計61)。対向配置。
木管センターは、荒木(オーボエ)、相澤(フルート)、吉野
(クラリネット)、福士(ファゴット)の布陣。イングリッシュ・
ホルンは最上氏。
ティンパニは40歳になるかならないかの実力派清水さん。コントラ
バスに矢内陽子さんが入っていた(客演?)。
J.ノットは大拍手に迎えられ、マスクをして登場。いつものように
「どうもどうも」という感じの気さくなおじぎ。
「ドン・キホーテ」の物語をテーマにした変奏曲だ(ドン・キホ
ーテ:チェロ独奏、サンチョ・パンサ:ヴィオラ独奏)。ソリスト
はともに東響の首席だ。
この曲を生で聴くのは初めてだったかしらん。
fからpまで次から次に場面が変化する(→こちら)。R.シュト
ラウスのオーケストレーションはさすがだ。
いつもながら、やや手首を使った柔らかい指揮に、ゾリとオケは
一体となった歯切れのいい演奏。見事なアンサンブルは、やる気
のない外来オケよりははるかにすばらしい。
(演奏時間:約41分30秒)
2.シベリウス 交響曲第5番 変ホ長調 op.82(演奏時間:約33分)
シベリウスの交響曲といえば、第2番が演奏されることが多いか
しらん。その他は演奏される機会が比較的少ない。
しかるに先月6月26日に尾高/新日本フィルで第1番を聴き、1カ
月もたたないこの日、東響で第5番を聴くことになった。
シベリウスを好きな人は通かな?
弦5部は同じ16型。ヴィオラには青木さんも入っている。
(1)Tempo molto moderato
ソナタ形式とスケルツォが一体となった、進化した楽章。ホルン
の「通奏低音」が鳴る、ゆっくりした出だし。第1楽章からティン
パニも活躍だ。弦のさざ波に乗る木管がすばらしい。フルート、
オーボエなどが揺れる。途中から速くなり、中間部のトランペッ
トも華々しい。大きくクレッシェンドしてスパッと終わる。
(2)Andante mosso, quasi allegretto
変奏曲形式の緩徐楽章。またもホルンの出だし。この日の木管群
はとくに好調だ。シベリウスの美しいメロディーが繰り広げられ
る。
(3)Allegro molto
ここでもホルンが活躍。フルート、オーボエ、クラリネットが次
々に登場。息の長いクレッシェンドに4拍目のタメもすばらしい。
一瞬としてスキのない演奏。
最後の6つの和音(と休符)では余韻をこらえきれず、P席付近
で(?)すぐに拍手する人は残念だが、ノットはまずはその方に
少しおじぎをしてカーテンコールへ。
管の全員を立たせて、そのままオケ全員を立たせた。
最後は、興奮した1階前列を中心にスタンディングオベーション。
ノットは、オケが退場後、一人ステージに登場。
ステージ中央でマスクを取り、自ら拍手をしながら、声援に応え
た。再びマスクをして、手を振りながら退場した。
いい演奏(LIVE)を聴いていると耳が肥えてくる?
帰りは出口から川崎駅改札まで3人(どなた?)で雑談に盛り上
がり、解散。
12:39
12:48
12:50
12:50
12:54 あざみ野
13:04
13:12 南武線川崎行
13:35 川崎着 多くの人出。
13:39
13:40
13:41
13:42
13:50
14:54
15:54 「そのままお席でお待ちください」
15:55
15:57
16:00 喫茶コーナーはずっとお休み
16:08 川崎
16:33 武蔵溝ノ口
16:35
16:37
16:40
16:42 溝の口
16:52 あざみ野着
16:53
---------------------------
7/21(水)いよいよ「スポーツの祭典」東京オリンピックが始ま
った。
ソフトボールは途中から楽勝ムードでコールド勝ち。
もっとも元々(すべて)スポーツに興味のない人は、オリンピッ
クだからといって、見ないだろう。
それこそ「個人の自由」かしらん。
最新の画像[もっと見る]
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
- 10/28 脳のMRI検査 ・・・・・・ 元気かい 20時間前
「音楽」カテゴリの最新記事
- 10/26 昭和音楽大学 第31回コンチェルト定期演奏会(1)
- 10/23 ラウンジ懇話会「日本歌曲を鑑賞しよう--生誕100年大中恩」
- 10/20 淳ちゃん、佳っちゃん歌を唄う会~♪線路は続くよ♪~第5章(3)
- 10/20 淳ちゃん、佳っちゃん歌を唄う会~♪線路は続くよ♪~第5章(2)
- 10/20 淳ちゃん、佳っちゃん歌を唄う会~♪線路は続くよ♪~第5章(1)
- ウィーン・フィル/シェーンブルン宮殿夏の夜のコンサート
- 10/13 東響第725回定期 K.ウルバンスキ
- 10/9 『夢遊病の女』(新国立劇場)
- 10/1 安井建築設計事務所創業100周年記念コンサート
- 9/30 第1回早慶連合演奏会 時事余談
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます